京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2015年8月実施 数学 I
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
A∗ は複素行列 A の共役転置、uT はベクトルの転置、∥u∥ はユークリッドノルムを表す。
(i) 3次元ベクトル空間で、媒介変数 p,q によって定義される平面
201+p0−11+q310
を考える。この平面を列ベクトル α,x を用いて αTx=1 と表したとき、α の値を求めよ。
(ii) x,y,α は実数とする。不等式 x2+y2+αxy>0 が (x,y)=(0,0) を除くすべての組で成り立つための必要十分条件を、α の範囲として求めよ。
(iii) 正方複素行列 A がユニタリ行列によって対角化されるなら AA∗=A∗A となることを示せ。
内積 ⟨v,x⟩=vTx をもつ N 次元実ベクトル空間 V を考える。ベクトルはすべて列ベクトルとし、基底を (a1,…,aN) とする。
(i) b1=a1/∥a1∥ とする。b1 と直交する大きさ1のベクトル b2 を a2,b1 の線形結合で表せ。さらに b1,b2 と直交する大きさ1のベクトル b3 を a3,b1,b2 の線形結合で表せ。
(ii) V の M 次元部分空間 W の正規直交基底を (b1,…,bM) (M<N) とする。v∈V の W への正射影 w を w=Sv と表す行列 S を求めよ。
(iii) この正射影について ∥w∥≤∥v∥ を示せ。
题目描述
记 A∗ 为复矩阵 A 的共轭转置,uT 为向量转置,∥u∥ 为欧氏范数。
问1 (i)给定三维空间中的平面
201+p0−11+q310.
若用列向量 α,x 将其写为 αTx=1,求 α。(ii)x,y,α 都为实数。求使 x2+y2+αxy>0 对除 (0,0) 外一切 (x,y) 成立的 α 的充要范围。(iii)证明若复方阵 A 可被酉矩阵对角化,则 AA∗=A∗A。
问2 设 V 是以内积 ⟨v,x⟩=vTx 定义的 N 维实向量空间,所有向量均为列向量,(a1,…,aN) 为其一组基。
(i)令 b1=a1/∥a1∥,用 a2,b1 的线性组合表示与 b1 正交的单位向量 b2,再用 a3,b1,b2 的线性组合表示与 b1,b2 都正交的单位向量 b3。
(ii)V 的 M 维子空间 W(M<N)有标准正交基 (b1,…,bM)。求将 v∈V 正交投影为 w∈W 的矩阵 S,即 w=Sv。(iii)证明 ∥w∥≤∥v∥。
Kai
(i) α=(a1,a2,a3)T とおく。方向ベクトルに垂直で、基点との内積が 1 なので
−a2+a3=0,3a1+a2=0,2a1+a3=1.
解いて α=(−1,3,3)T。
(ii) 平方完成すると
x2+y2+αxy=(x+2αy)2+(1−4α2)y2.
よって必要十分条件は −2<α<2。
(iii) A=UΛU∗、U∗U=UU∗=I、Λ は対角行列とおく。すると
AA∗=UΛΛ∗U∗=UΛ∗ΛU∗=A∗A.
(i) Gram–Schmidt 法より
c2=a2−(b1Ta2)b1,b2=∥c2∥c2,
c3=a3−(b1Ta3)b1−(b2Ta3)b2,b3=∥c3∥c3.
a1,a2,a3 の一次独立性から分母は 0 にならない。
(ii) w=∑j=1M(bjTv)bj より、B=(b1,…,bM) とおくと
S=j=1∑MbjbjT=BBT.
(iii) v=w+(v−w)、w⊥(v−w) なので
∥v∥2=∥w∥2+∥v−w∥2≥∥w∥2.
両辺の平方根をとればよい。