京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2013年8月実施 数学【II】
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
e を自然対数の底とする。
(i) ∫0π/2log(sinθ)dθ を求めよ。
(ii) 積分 ∫0∞ye−x2y2dx は 1≤y≤2 において一様収束する。この事実を利用して、次の積分を求めよ。
∫0∞t2e−t2−e−4t2dt.
f は (0,∞) で微分可能とする。f(x)=0 は ℓ 個の相異なる実数解 0<x1<⋯<xℓ をもつ。
(i) 十分小さい任意の ε>0 と i∈{1,…,ℓ−1} に対し、0<ε1,ε2<ε で
sgnf′(xi+ε1)=−sgnf′(xi+1−ε2)=0
となるものが存在することを、テイラーの定理を用いて示せ。ここで sgny は y>0,y=0,y<0 に応じて 1,0,−1 をとる。
(ii) f′(x)=0 の実数解の個数を m とする。(i) を用いて m≥ℓ−1 を示せ。
(iii) g(x)=exf(x) とする。g′(x)=0 の実数解の個数を n、f(x)+f′(x)=0 の実数解の個数を j とすると、n=j を示せ。
(iv) limx→∞exf(x)=0 を追加条件とする。f(x)+f′(x)=0 の実数解の個数を k とすると、(ii),(iii) を用いて k≥ℓ を示せ。
题目描述
问1 (i) 求 ∫0π/2log(sinθ)dθ。(ii) 已知 ∫0∞ye−x2y2dx 在 1≤y≤2 上一致收敛,利用这一事实求 ∫0∞(e−t2−e−4t2)/t2dt。e 为自然对数的底。
问2 设 f 在 (0,∞) 可微,f(x)=0 的全部互异实根为 0<x1<⋯<xℓ。(i) 利用泰勒定理证明:对任意充分小的 ε>0 和 i=1,…,ℓ−1,存在 0<ε1,ε2<ε 使
sgnf′(xi+ε1)=−sgnf′(xi+1−ε2)=0.
其中 sgn 为符号函数。(ii) 若 f′(x)=0 有 m 个实根,利用 (i) 证明 m≥ℓ−1。(iii) 令 g=exf,若 g′=0 有 n 个实根,f+f′=0 有 j 个实根,证明 n=j。(iv) 增加 exf(x)→0 的条件,利用 (ii),(iii) 证明 f+f′=0 的实根数 k≥ℓ。
Kai
(i) 積分を I とする。θ↦π/2−θ により I=∫0π/2log(cosθ)dθ。従って
2I=∫0π/2log(sin2θ)dθ−2πlog2=I−2πlog2,qquadI=−2πlog2.
(ii) e−t2−e−4t2=2t2∫12ye−t2y2dy。与えられた一様収束により積分順序を交換して
∫0∞t2e−t2−e−4t2dt=2∫12∫0∞ye−t2y2dtdy=2∫122πdy=π.
(i) (xi,xi+1) には零点がないので、連続性から f の符号は一定かつ非零である。小さい δ∈(0,ε) をとる。一次のテイラーの定理(平均値の定理)により
f(xi+δ)=δf′(xi+ε1),f(xi+1−δ)=−δf′(xi+1−ε2)
を満たす 0<ε1,ε2<δ が存在する。左辺の符号が等しいことから結論を得る。
(ii) 導関数は中間値の性質をもつので、(i) の二点の間に f′=0 の点が存在する。各区間 (xi,xi+1) で一つずつ得られ、m≥ℓ−1。
(iii) g′=ex(f+f′) かつ ex>0 なので両方の零点集合は等しい。従って n=j。
(iv) (ii),(iii) より (x1,xℓ) 内に少なくとも ℓ−1 個ある。さらに a>xℓ をとると g(a)=0。g(x)→0 なので b>a を ∣g(b)∣<∣g(a)∣ となるように選べる。g(xℓ)=0 より、∣g∣ は [xℓ,b] の内部に正の最大値をとる。その点で g′=0 であり、追加の零点を得る。従って k≥ℓ。