京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2012年8月実施 専門科目 確率統計
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
問題1
X1,…,Xn(n>2)は独立で、共通の微分可能な分布関数 F と密度 f をもつ実確率変数とする。Y=maxiXi,Z=miniXi とおく。
(i) P(Y≤y)=P(X1≤y,…,Xn≤y)、P(Z≥z)=P(X1≥z,…,Xn≥z) を示せ。
(ii) Y,Z の同時分布関数が
G(y,z)=P(Y≤y)−P(Y≤y,Z>z)={F(y)n−[F(y)−F(z)]n,F(y)n,y>z,y≤z
であることを示し、同時密度 g(y,z) を求めよ。
(iii) W=Y−Z の分布関数は、w≥0 に対して
H(w)=n∫−∞∞f(z)[F(z+w)−F(z)]n−1dz
となることを示せ。
(iv) Xi∼U(0,1) の場合、H(w) と、密度が最大となる w を求めよ。
問題2
X1,…,Xn+1 は未知の平均 μ、分散 σ2 をもつ正規母集団からの独立標本とする。最初の n 個の標本平均を X、標本平方和を S=∑i=1n(Xi−X)2 とする。
(i) Xn+1−X の分布を求めよ。
(ii) X と (X1−X,…,Xn−X) が独立であることを示せ。
(iii) S/σ2∼χn−12 を用いて、σ2 の不偏推定量 σ2 を作れ。
(iv) Xn+1−X と σ2 が独立であることを示し、次の統計量の分布を述べよ。
σ1+1/nXn+1−X.
(v) 予測区間 [X−kσ,X+kσ] が Xn+1 を含む確率が 1−α(0<α<1)となる k を求めよ。(iv) の分布の分位点を定義して用いてよい。
题目描述
问题1 设 n>2 个实随机变量 Xi 独立同分布,共同分布函数 F 可微、密度为 f;令 Y=maxiXi、Z=miniXi。(i) 证明 Y≤y 等价于所有 Xi≤y,Z≥z 等价于所有 Xi≥z,并写出相应概率等式。(ii) 证明联合分布函数在 y>z 时为 F(y)n−[F(y)−F(z)]n,在 y≤z 时为 F(y)n,并求联合密度。(iii) 证明极差 W=Y−Z 在 w≥0 时的分布函数为
H(w)=n∫−∞∞f(z)[F(z+w)−F(z)]n−1dz.
(iv) 若 Xi∼U(0,1),求 H 及密度最大处的 w。
问题2 设 X1,…,Xn+1 独立服从均值、方差未知的 N(μ,σ2);令 X=n−1∑i=1nXi、S=∑i=1n(Xi−X)2。(i) 求 Xn+1−X 的分布。(ii) 证明 X 与残差向量独立。(iii) 利用 S/σ2∼χn−12 构造方差的无偏估计 σ2。(iv) 证明 Xn+1−X 与该估计独立,并求 (Xn+1−X)/(σ1+1/n) 的分布。(v) 用该分布的分位数求 k,使预测区间 [X−kσ,X+kσ] 覆盖 Xn+1 的概率等于 1−α,0<α<1。
Kai
問題1
(i) 最大値が y 以下であることはすべての値が y 以下であることと同値であり、最小値についても同様である。
(ii) {Y≤y} を Z≤z と Z>z に分ける。y>z で P(Y≤y,Z>z)=[F(y)−F(z)]n、y≤z ならこの確率は零。従って所定の G を得る。両変数で微分して
g(y,z)={n(n−1)[F(y)−F(z)]n−2f(y)f(z),0,y>z,y≤z.
(iii) w≥0 に対し
H(w)=∫−∞∞∫zz+wg(y,z)dydz=n∫−∞∞f(z)[F(z+w)−F(z)]n−1dz.
(iv) 0<w<1 で H(w)=n∫01−wwn−1dz+n∫1−w1(1−z)n−1dz。従って
H(w)=⎩⎨⎧0,nwn−1−(n−1)wn,1,w≤0,0<w<1,w≥1.
密度は h(w)=n(n−1)wn−2(1−w) であり、n>2 より最大となるのは w=(n−2)/(n−1)。
問題2
(i) 独立な正規変数の差なので Xn+1−X∼N(0,σ2(1+1/n))。
(ii) Cov(X,Xi−X)=σ2/n−σ2/n=0。全体は同時正規分布だから、無相関から独立性が従う。
(iii) E[S/σ2]=n−1 より σ2=S/(n−1) は不偏である。
(iv) (ii) と Xn+1 の独立性より、(Xn+1,X) は残差ベクトルと独立である。従ってその差は S と独立。標準正規変数と独立なカイ二乗変数の比より
σ1+1/nXn+1−X∼tn−1.
(v) tν,p を自由度 ν の t 分布の下側 p 分位点と定義する。対称性より求める値は
k=1+n1 tn−1,1−α/2.