京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2012年8月実施 専門科目 工業数学
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
問題1
(1) (−1+i)7 の実部と虚部を求めよ。
(2) 方程式 ez+i=1 の解を求めよ。
(3) eiz−e−iz の実部と虚部を求めよ。
問題2
m≥1 を整数とする。円周を正方向に一周する次の積分を求めよ。
(1) ∮∣z∣=0.5zm−1zdz。
(2) ∮∣z∣=4(z+π)2(z−5)sinzdz。
問題3
f(z)=tanhz は ∣z∣<π/2 で
tanhz=n=0∑∞anzn,an=n!f(n)(0)
とテイラー展開できる。tanhz=(ez−e−z)/(ez+e−z) とする。
(1) f′(z)+f(z)2=1 を示せ。
(2) n≥1 に対し an+1=−n+11m=0∑nan−mam を示せ。
(3) (2) を用いて a2n=0 (n≥0) を示せ。
(4) a1,a3,a5 を求めよ。
题目描述
问题1 (1) 求 (−1+i)7 的实部、虚部。(2) 解 ez+i=1。(3) 求 eiz−e−iz 的实部、虚部。
问题2 设整数 m≥1,求沿圆周正向积分:(1) ∮∣z∣=0.5z/(zm−1)dz;(2) ∮∣z∣=4sinz/[(z+π)2(z−5)]dz。
问题3 设 f(z)=tanhz=(ez−e−z)/(ez+e−z)=∑n≥0anzn,∣z∣<π/2,an=f(n)(0)/n!。(1) 证明 f′+f2=1。(2) 证明 n≥1 时 an+1=−(n+1)−1∑m=0nan−mam。(3) 利用该递推式证明所有偶数次系数为零。(4) 求 a1,a3,a5。
Kai
問題1
(1) (−1+i)7=27/2e21πi/4=−8−8i。従って実部、虚部ともに −8。
(2) z+i=2πki より z=i(2πk−1), k∈Z。
(3) eiz=eiz=e−iz より実部、虚部ともに 0。
問題2
(1) zm=1 の解はすべて ∣z∣=1 上にある。積分円の内部に特異点がないので、積分値は 0。
(2) 円内の唯一の特異点は z=−π であり、sinz の零点によって単純極となる。留数は
z→−πlim(z+π)(z−5)sinz=−π−5cos(−π)=π+51.
従って ∮∣z∣=4(z+π)2(z−5)sinzdz=π+52πi。
問題3
(1) f′=1/cosh2z より f′+f2=(1+sinh2z)/cosh2z=1。
(2) 冪級数を代入し zn の係数を比較すると、n≥1 で
(n+1)an+1+m=0∑nan−mam=0.
(3) a0=f(0)=0。a0,a2,…,a2k が零と仮定する。n=2k+1 とした (2) の各積では添字の片方が 2k 以下の偶数なので、a2k+2=0。帰納法から結論を得る。
(4) 定数項から a1=1。さらに a3=−a12/3、a5=−2a1a3/5 より
a1=1,a3=−31,a5=152.