京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2010年8月実施 専門科目 工業数学
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
問題1
(1) ez=5i を満たす z の実部、虚部を求めよ。
(2) z=x+iy の関数 ax2+bxy+y2+i(x2−2xy−y2) が正則となる実数 a,b を求めよ。
(3) C は z=(1+i)t (0≤t≤1) で表される線分とする。∫C(z2+iz)dz を求めよ。
問題2
I=∫0∞(x2+1)(x2+4)3dx
を考える。
(1) f(z)=3/[(z2+1)(z2+4)] の上半平面にある特異点をすべて求めよ。
(2) (1) の特異点が極なら各留数を求めよ。
(3) I を求めよ。
問題3
横線は複素共役、C は複素数全体を表す。
(1) 実数 a に対し cos(−ia)−cos(ia) を求めよ。
(2) f は C で正則で、虚軸上で実数値をとるとする。虚軸上で f(−z)−f(z)=0 を示せ。
(3) (2) の f が実軸上でも実数値をとるなら、f は偶関数であることを示せ。必要なら一致の定理を用いてよい。
题目描述
问题1 (1) 求 ez=5i 的解的实部、虚部。(2) 求实数 a,b,使 ax2+bxy+y2+i(x2−2xy−y2) 为 z=x+iy 的全纯函数。(3) 沿线段 z=(1+i)t, 0≤t≤1,求 ∫C(z2+iz)dz。
问题2 对 f(z)=3/[(z2+1)(z2+4)],(1) 求上半平面的所有奇点;(2) 若为极点求其留数;(3) 求 ∫0∞3/[(x2+1)(x2+4)]dx。
问题3 横线表示复共轭。(1) 对实数 a 求 cos(−ia)−cos(ia)。(2) 设整函数 f 在虚轴上为实数,证明虚轴上 f(−z)−f(z)=0。(3) 若 f 在实轴上也为实数,证明 f 是偶函数;可用恒等定理。
Kai
問題1
(1) ex+iy=exeiy=5i より Rez=log5、Imz=π/2+2πk (k∈Z)。
(2) コーシー・リーマン方程式は 2ax+by=−2x−2y、bx+2y=−2x+2y。従って a=−1,b=−2。
(3) 被積分関数の原始関数を用いて
∫C(z2+iz)dz=[3z3+2iz2]01+i=3−5+2i.
問題2
(1) 上半平面の特異点は z=i,2i で、いずれも単純極。
(2) Res(f,i)=1/(2i)、Res(f,2i)=−1/(4i)。
(3) 上半円で閉じる。大円弧の積分は f(z)=O(∣z∣−4) より零に収束するため、実軸全体の積分は 2πi[1/(2i)−1/(4i)]=π/2。偶関数なので I=π/4。
問題3
(1) ia=−ia、cos(−ia)=cosha∈R より答えは 0。
(2) 虚軸上では z=−z であり、f(−z) は実数。従って f(z)=f(−z)。
(3) F(z)=f(z) は、f の冪級数の係数を共役にした整関数である。実軸上では F=f なので一致の定理から全平面で F=f。(2) により虚軸上で f(−z)=f(z) となり、再び一致の定理から全平面で成り立つ。従って f は偶関数。