京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2009年8月実施 工業数学
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
問題1
(1) cosi の絶対値を求め、1 との大小関係を調べよ。
(2) h(z)=1/{(3z−1)2(z+1)} の z=1/3 における留数を求めよ。
問題2
実積分 I=∫02π5−3cosθsinθdθ を考える。
(1) z=exp(iθ) を用いて I を表せ。
(2) I を求めよ。
問題3
複素数の偏角は 0≤argz<2π とする。
(1) 任意に与えられた正の実数 r に対し、z2=ri を解け。
(2) f(z)=z2+(1−i)z−i の零点を τ1,τ2 とする。次の級数が収束し、正則となる範囲を求めよ。
n=1∑∞τ1nτ2n+(τ1+τ2)nzn.
(3) argτ1<argτ2 とするとき、両零点を複素平面に図示せよ。
(4) g(z)=(z−τ2)/(z−τ1) について、∣g(z)∣>1 となる範囲を求め、図示せよ。
题目描述
问题1
(1) 求 ∣cosi∣,并与 1 比较。
(2) 求 h(z)=1/{(3z−1)2(z+1)} 在 z=1/3 处的留数。
问题2
设 I=∫02π5−3cosθsinθdθ。
(1) 用 z=eiθ 将 I 表示为围道积分。(2) 求 I。
问题3
偏角取 0≤argz<2π。
(1) 对正实数 r 解方程 z2=ri。
(2) 设 τ1,τ2 是 z2+(1−i)z−i 的零点,求级数 ∑n=1∞zn/[τ1nτ2n+(τ1+τ2)n] 收敛并定义全纯函数的区域。
(3) 设 argτ1<argτ2,在复平面上标出两零点。
(4) 求 g(z)=(z−τ2)/(z−τ1) 满足 ∣g(z)∣>1 的区域并作图。
Kai
問題1
(1) cosi=(e+e−1)/2 より、∣cosi∣=cosh1>1。
(2) 二位の極の留数公式から
Resz=1/3h=dzd9(z+1)1z=1/3=−161.
問題2
(1) dθ=dz/(iz) より、反時計回りの単位円 C を用いて
I=∮Cz(3z−1)(z−3)z2−1dz.
(2) C 内の極は 0,1/3、留数はそれぞれ −1/3,1/3。よって I=2πi(−1/3+1/3)=0。
問題3
(1) z=±reiπ/4=±r/2(1+i)。
(2) f(z)=(z−i)(z+1) であり、係数の分母は (−i)n+(i−1)n。q=(−i)/(i−1) とおくと ∣q∣=1/2<1 なので
(−i)n+(i−1)nzn=1+qn(z/(i−1))n.
収束半径は 2。∣z∣=2 では一般項の絶対値が 1 に収束し、級数は発散する。したがって求める範囲は ∣z∣<2。
(3) τ1=i(偏角 π/2)、τ2=−1(偏角 π)。
(4) z=x+iy=i とすると
∣g(z)∣>1⟺∣z+1∣2>∣z−i∣2⟺x+y>0.
したがって直線 y=−x の上側の開半平面から極 z=i を除いた領域である。
