京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2008年8月実施 工業数学
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
問題1
(1) w=2x2−2y2 を z=x+iy,zˉ=x−iy で表せ。
(2) 原点を中心とする半径 r>0 の円を z=r から z=−r まで反時計回りに進む曲線を C とする。∣∫Cdz/z∣ を求めよ。
(3) f(z)=(z2+z+1)/{z2(z+1)} の各特異点における留数を求めよ。
(4) 複素積分を用いて I=∫−∞0dx/(ax2+1)(a>0)を求めよ。
問題2
次の各複素関数が正則となる条件と、そのときの導関数を求めよ。x=Rez,y=Imz、a,b,c,q,r は実定数とする。
(1) x(x2−ay2)+iy(bx2−y2)。
(2) x/(x2+y2)−iy/(x2+y2)。
(3) z2+czˉ2。
(4) e−y(cosqx+isinqx)。
(5) ∑n=1∞rnzn。
题目描述
问题1
(1) 用 z=x+iy 和 zˉ=x−iy 表示 w=2x2−2y2。
(2) C 是以原点为圆心、半径 r>0,从 r 逆时针至 −r 的上半圆弧。求 ∣∫Cdz/z∣。
(3) 求 f(z)=(z2+z+1)/[z2(z+1)] 在各奇点的留数。
(4) 用复积分求 ∫−∞0dx/(ax2+1),其中 a>0。
问题2
x=Rez,y=Imz,a,b,c,q,r 为实常数。求下列函数全纯的条件及对应导数:
(1) x(x2−ay2)+iy(bx2−y2);(2) (x−iy)/(x2+y2);(3) z2+czˉ2;(4) e−y(cosqx+isinqx);(5) ∑n=1∞rnzn。
Kai
問題1
(1) w=z2+zˉ2。
(2) z=reiθ(0≤θ≤π)とおけば ∫Cdz/z=iπ。したがって絶対値は π。
(3) f(z)=z−2+(z+1)−1 より、Res0f=0、Res−1f=1。
(4) 1/(az2+1) を上半円で積分する。上半平面の極 i/a の留数は 1/(2ia)。半径 R の円弧積分の絶対値は πR/(aR2−1)→0 なので、留数定理より
∫−∞∞ax2+1dx=aπ.
偶関数であることから I=π/(2a)。
問題2
正則性は開集合上で考える。
(1) コーシー・リーマン方程式は
(3−b)x2+(3−a)y2=0,(b−a)xy=0.
開集合上で成立する必要十分条件は a=b=3。このとき f(z)=z3、f′(z)=3z2。
(2) f(z)=1/z より z=0 で正則、f′(z)=−1/z2。
(3) ∂f/∂zˉ=2czˉ より、正則となる条件は c=0。このとき f′(z)=2z。
(4) コーシー・リーマン方程式から (q−1)sinqx=(q−1)cosqx=0。したがって q=1 が必要十分。このとき f(z)=eiz、f′(z)=ieiz。
(5) r=0 ならば ∣rz∣<1 で正則であり、f(z)=rz/(1−rz)、f′(z)=r/(1−rz)2。∣rz∣≥1 では一般項が 0 に収束しない。r=0 ならば恒等的に 0 で、全平面で正則、導関数も 0。