京都大学 情報学研究科 システム科学専攻 2005年8月実施 工業数学
Author
犬 (finalized by 祭音Myyura with assistance from GPT 6 Astra)
Description
(1) 1 の 8 乗根のうち、1 以外で正の偏角が最小のものを α とする。α を求めよ。
(2) α4 を求めよ。
(3) ez の実部と虚部が Cauchy–Riemann の関係式を満たすことを示せ。
(4) zk=(k+1/2)π(k=0,1,2,…)が tanz の 1 位の極であることを示せ。
(5) R>0 とし、C を z(t)=teπi/4(0≤t≤R)で表される経路とする。IC=∫Ce−z2dz の実部を ∫0Rcos(t2)dt と ∫0Rsin(t2)dt で表せ。
原点の近傍で正則な f(z) が次のように展開されている。
f(z)=n=0∑∞anzn=n=0∑∞bnzn.
(1) an=bn を示せ。
(2) f(−z)=−f(z) ならば a2k=0(k=0,1,2,…)であることを示せ。
(3) さらに f′′(z)=−f(z)、a1=1 とする。a2k+1 を求めよ。
(4) (3) のべき級数の収束半径を求めよ。
题目描述
(1) 求 1 的八次方根中除 1 外正辐角最小的根 α。
(2) 求 α4。
(3) 证明 ez 的实部与虚部满足 Cauchy–Riemann 方程。
(4) 证明 zk=(k+1/2)π(k=0,1,2,…)是 tanz 的一阶极点。
(5) R>0,路径 C 为 z(t)=teπi/4、0≤t≤R。用 ∫0Rcos(t2)dt 和 ∫0Rsin(t2)dt 表示 IC=∫Ce−z2dz 的实部。
设 f 在原点附近全纯,且 f(z)=∑n=0∞anzn=∑n=0∞bnzn。
(1) 证明 an=bn。
(2) 若 f(−z)=−f(z),证明所有 a2k=0。
(3) 再设 f′′=−f 且 a1=1,求 a2k+1。
(4) 求 (3) 中幂级数的收敛半径。
Kai
(1) 1 の 8 乗根は e2πik/8(k=0,…,7)。よって α=eπi/4=(1+i)/2。
(2) α4=eπi=−1。
(3) ex+iy=u+iv とおくと u=excosy、v=exsiny。したがって ux=vy=excosy、uy=−vx=−exsiny。
(4) coszk=0、cos′(zk)=−sinzk=0 なので、分母 cosz の零点は単純である。分子 sinzk=0 より tanz の 1 位の極となる。
(5) z2=it2、dz=eπi/4dt より
IC=21+i∫0R{cos(t2)−isin(t2)}dt.
したがって
ReIC=21(∫0Rcos(t2)dt+∫0Rsin(t2)dt).
(1) 収束円内で n 回項別微分して z=0 とおけば、an=f(n)(0)/n!=bn。
(2) f(−z)=−f(z) の両辺の係数を比較すると (−1)nan=−an。n=2k で a2k=0。
(3) 微分方程式の係数比較から (n+2)(n+1)an+2=−an。a1=1 より帰納的に
a2k+1=(2k+1)!(−1)k.
(4) 任意の z に対し、隣接する非零項の絶対値の比は ∣z∣2/{(2k+3)(2k+2)}→0。したがって収束半径は ∞。