京都大学 情報学研究科 知能情報学専攻 2021年8月実施 専門科目 S-4
Author
Isidore, 祭音Myyura
Description
以下では、実数 が を満たすときに、 を すなわち 以上の最小の整数、と定義する。
たとえば、, である。
情報源アルファベットが であるような記憶のない定常情報源 を考える。
情報源 が記号 を発生させる確率を と表し、
と定義する。
さらに、 が成立していると仮定して、 の記号 と $$ による符号化 を
と定義する。
たとえば、 かつ であれば、 の 2 進表現は であり、 であるから、 である。
情報源 の情報量を , 平均符号長を で表す。
設問 1
記号数が であり、 が以下のように与えられている場合に符号 を求めよ。
設問 2
次の不等式が成立することを符号化 の定義を用いることによって示せ。
設問 3
記号数が であり、 が成立するような数列 をすべて与えよ。
また、与えた数列の中で が最小のものについて、符号 を与えよ。
設問 4
が成立し、かつ が成立するとき、 がハフマン符号になることを、 をハフマン符号として構成する過程によって示せ。
設問 5
が成立し、かつ、ある について
が成立するとき、 がハフマン符号になることを、 をハフマン符号として構成する過程を与えることにより示せ。
Kai
設問1
設問2
By the definition of , we have
since , we multiply both sides of the equation by ,
hence
that is
設問3
Sequences are:
The first sequence is the one that is minimized, the codes are
設問4
設問5