京都大学 情報学研究科 知能情報学専攻 2019年8月実施 情報学基礎 F1-2
Author
祭音Myyura
Description
下記の問いに答えよ。
(1) 体積が一定な直円錐の側面積が最小となるのは、その高さと底面の半径の比がいくらのときか。
(2) 下記の積分を求めよ。
- (2.1) ∫01log(1+x)dx
- (2.2) ∬D(x2+y2)−2dxdy,D={(x,y):x2+y2≥1}
Kai
(1)
円錐の底面の半径を r、高さを h とおくと、円錐の母線 a、体積 V、側面積 S は以下のように表れる。
aVS=r2+h2=31πr2h=πa2ar=πrr2+h2
そして、
S=πrr2+h2=πr2(r2+π2r49V2)=πr4+π2r29V2=πr4+2π2r29V2+2π2r29V2≥π3(4π481V4)31
等号成立条件を考えると、
r4=2π2r29V2=2π2r29(πr2h/3)2⇒rh=2
が得られる。
(2)
(2.1)
∫01log(1+x)dx=∫12logt⋅2(t−1)dt=[(t−1)2logt]12−∫12t(t−1)2dt=log2−∫12(t−2+t1)dt=log2−[2t2−2t+logt]12=21
(2.2)
{x=rcosθy=rsinθ とおくと、変数変換後の積分領域 D′ は以下のように定められる。
D′={(r,θ): 1≦r, 0≦θ<2π}
また,ヤコビアンは
∣J∣=cosθsinθ−rsinθrcosθ=rcos2θ+rsin2θ=r
となる。従って、求める積分は
∬D(x2+y2)−2dxdy=∬D′(r2)−2rdrdθ=∫02πdθ∫1∞r−3dr=π