京都大学 情報学研究科 数理工学専攻 2024年8月実施 線形代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
以下の問いに答えよ。
(i) n 次正方行列 A は n 個の線形独立な固有ベクトルの組 x1,x2,...,xn を持つとする。このとき、行列 A は対角化可能であることを示せ。
(ii) 行列 A=120111021 が対角化可能かどうか判定せよ。対角化可能な場合、 P−1AP が対角行列となるような正則行列 P を一つ求めよ。
(iii) 次の行列式を計算せよ。
3−100−101201202501000022035
(iv) 実数 a を成分に含む行列 A を A=a111a111a によって定める。行列 A の階数が2となるような a の値を全て求めよ。
(v) 次の x,y,z,w を変数とする連立一次方程式を解け。
⎩⎨⎧2x+6y−z−2w=−13x+9y+2z−3w=−5x+3y−4z−w=3x+3y−2z−w=1
题目描述
回答下列问题。
- 设 n 阶方阵 A 有 n 个线性无关的特征向量
x1,…,xn。证明 A 可对角化。
- 判断矩阵
A=120111021
是否可对角化。若可以,求一个可逆矩阵 P,使
P−1AP 为对角矩阵。
3. 计算行列式
3−100−101201202501000022035.
- 对实参数 a,定义
A=a111a111a.
求使 rankA=2 的全部 a。
5. 解关于 x,y,z,w 的线性方程组
⎩⎨⎧2x+6y−z−2w=−1,3x+9y+2z−3w=−5,x+3y−4z−w=3,x+3y−2z−w=1.
Kai
(i) 固有ベクトル基底による対角化
Axi=λixi とし、
P=(x1 x2 ⋯ xn),Λ=diag(λ1,…,λn)
とおく。 x1,…,xn は一次独立なので P は正則であり、
AP=(Ax1 ⋯ Axn)=PΛ.
したがって
P−1AP=Λ
であり、 A は対角化可能である。
(ii) 与えられた行列の対角化
特性多項式は
det(A−λI)=−(λ−1)(λ+1)(λ−3).
固有値 1,−1,3 は相異なるので A は対角化可能である。対応する固有ベクトルを列に並べて
P=10−11−21121
とすれば、 detP=−8=0 であり、
P−1AP=1000−10003.
(iii) 行列式
第 4 列で展開すると、
detM=−−100−1120102502035.
第 4 行から第 1 行を引けば上三角行列になり、
detM=−{(−1)⋅2⋅5⋅3}=30.
(iv) 階数が 2 となる a
行列式は
detA=(a−1)2(a+2).
したがって階数が 3 未満となる候補は a=1,−2 である。 a=1 では全成分が 1 なので rankA=1 である。一方 a=−2 では
det(−211−2)=3=0
だから rankA≥2 であり、全体の行列式は 0 なので rankA=2 である。よって
(v) 連立一次方程式
行基本変形により
z=−1,x+3y−w=−1
を得る。 x=s 、 y=t を自由変数とすれば w=s+3t+1 である。したがって
xyzw=st−1s+3t+1=s1001+t0103+00−11
ただし s,t∈R である。