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京都大学 情報学研究科 数理工学専攻 2017年8月実施 力学系数学

Author

Casablanca

Description

日本語版

上の連続関数として、

とおき、 上において2元連立線形微分方程式

を考える。 を2次単位行列、

として、以下の問いに答えよ。ただし、 のとき が成立するものとする。

(i) を満たす式 (1) の基本行列 を求めよ。ここで、基本行列 とは、正則かつ を満たす2次正方行列のことをいう。

(ii) のとき、行列 の対角化を行って、指数関数 を求めよ。

(iii) をある定数として 上で が成立するとき、(ii) で求めた指数関数 が式 (1) の基本行列となることを示せ。

(iv) (i) と (ii) を用いて、指数関数 が式 (1) の基本行列とならない , , の例をあげよ。

English Version

Kai

(i)

then we have

get the solutions:

(ii)

Consider , then we have = .

For , For ,

thus

then

(iii)

and

thus is a fundamental matrix.

(iv)