京都大学 情報学研究科 数理工学専攻 2016年8月実施 オペレーションズ・リサーチ
Author
Casablanca
Description
日本語版
を の正定値対称行列とする。
さらに、関数 , , を以下のように定義する。
ただし、 は転置記号である。
をパラメータにもつ次の非線形計画問題を考える。
ただし、 と の決定変数は であり、 の決定変数は である。
任意のパラメータ に対して , , は唯一の最適解をもつ。
, , の最適解をそれぞれ , , とする。
以下の問いに答えよ。
(i) とする。
カルーシュ・キューン・タッカー (Karush-Kuhn-Tucker) 条件を用いて の最適解 を求めよ。( が最大化問題であることに注意すること。)
(ii) カルーシュ・キューン・タッカー条件を用いて の最適解 を求めよ。
(iii) 次の命題について、真であれば証明をし、偽であれば反例を与えよ。
- (a) 関数 を としたとき、関数 は凸関数である。
- (b) 関数 を としたとき、関数 は凸関数である。
- 関数 を としたとき、関数 は凸関数である。
English Version
Kai
(i)
Lagrantian:
easy to see satisfies KKT-conditions.
(ii)
Lagrangian:
satisfies KKT-conditions, and we get minimum
(iii)
(a)
Let , then easy to see that the function is not conves.
(b)
Easy to see . Then
when , is not convex.
, obviously, it's convex