京都大学 情報学研究科 数理工学専攻 2014年8月実施 オペレーションズ・リサーチ
Author
Casablanca
Description
日本語版
関数 を連続的微分可能な凸関数とし、 とする。
ただし, は でない 次元ベクトル、 はスカラーであり、 はベクトルの転置を表す。
次の凸計画問題を考える。
さらにパラメータ を含む次の凸 2 次計画問題を考える。
ここで、決定変数は である。
任意の に対して問題 は唯一の最適解 をもつ.
以下の問いに答えよ。
(i) とする。問題 のカルーシュ・キューン・タッカー (Karush-Kuhn-Tucker) 条件を用いて を求めよ。
(ii) かつ であるとき、 は問題 (P) の最適解であることを示せ。
(iii) かつ であるとき,
であることを示せ。
(iv) であるとき, は問題 (P) の最適解でないことを示せ。
English Version
Kai
(i)
Lagrangian:
thus
(ii)
From (i) we know that minimizes .
Let .
Since
then
thus
Therefore minnimize .
(iii)
Since
we obtain
Then
(iv)
Let .
.
is continuously differentiable, and so is .
,
thus
then
thus is not an optimal solution.