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京都大学 工学研究科 機械工学群 2014年8月実施 機械力学 2

Author​

祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)

Description​

原問題(平成27年度、大学公式PDFの保存版、3–4ページ)

線密度 ρ\rho、長さ LL の柔軟で一様な弦を、一定張力 TT で xx 軸に沿って張り、両端を固定する。弦は xyxy 平面内で微小振動し、位置 xx、時刻 tt の横変位を y(x,t)y(x,t) とする。

固定弦、微小区間の張力と倍音による共鳴

  • 2-1:微小区間 [x,x+dx][x,x+dx] の左右の端に働く力の yy 成分をそれぞれ求めよ。
  • 2-2:運動方程式を導き、ytt=c2yxxy_{tt}=c^2y_{xx} の形にせよ。また、正の定数 cc を求めよ。
  • 2-3 (1):非自明な解 y=(Pcos⁡αx+Qsin⁡αx)(Rcos⁡cαt+Ssin⁡cαt)y=(P\cos\alpha x+Q\sin\alpha x)(R\cos c\alpha t+S\sin c\alpha t) が境界条件を満たすように、P,αP,\alpha を定めよ。
  • 2-3 (2):解の重ね合わせにより、弦の振動を表す一般式を求めよ。
  • 2-4:ピアノでは、鍵を押すとハンマーが対応する弦を打つ。ある鍵を弾くと、その1オクターブ上の鍵に対応する弦も振動し始めた。1オクターブ上では基本振動数が2倍になることを用いて、この現象を説明せよ。

题目描述​

线密度 ρ\rho、长度 LL 的均匀柔弦以恒张力 TT 沿 xx 轴张紧,两端固定,在 xyxy 平面内作微振动,横向位移为 y(x,t)y(x,t)。求微段左右两端张力的 yy 分量,导出波动方程及波速 cc;将给定分离变量解代入固定端边界条件,求 PP 与 α\alpha,再写出叠加得到的一般解。最后解释钢琴敲击一个琴键后,高一个八度所对应的弦也开始振动的原因;高八度的基频为原基频的两倍。

Kai​

2-1・2-2​

弦の接線と xx 軸の角を θ(x,t)\theta(x,t) とする。微小振動では sin⁡θ≃θ≃yx\sin\theta\simeq\theta\simeq y_x なので

Fy,L=−Tyx(x,t),Fy,R=Tyx(x+dx,t)≃T(yx+yxxdx).\boxed{F_{y,\mathrm L}=-Ty_x(x,t)},\qquad \boxed{F_{y,\mathrm R}=Ty_x(x+dx,t) \simeq T(y_x+y_{xx}dx)}.

微小区間の質量は ρ dx\rho\,dx。運動方程式は

ρ dx ytt=Fy,L+Fy,R=Tyxx dx.\rho\,dx\,y_{tt}=F_{y,\mathrm L}+F_{y,\mathrm R}=Ty_{xx}\,dx.

よって

ytt=Tρyxx=c2yxx,c=Tρ.\boxed{y_{tt}=\frac{T}{\rho}y_{xx}=c^2y_{xx}},\qquad \boxed{c=\sqrt{\frac{T}{\rho}}}.

2-3 (1)​

y(0,t)=0y(0,t)=0 より P=0P=0。非自明な解について y(L,t)=0y(L,t)=0 より sin⁡αL=0\sin\alpha L=0 である。正の波数を選べば

P=0,αn=nπL(n=1,2,…).\boxed{P=0,\qquad \alpha_n=\frac{n\pi}{L}\quad(n=1,2,\ldots)}.

2-3 (2)​

y(x,t)=∑n=1∞[Ancos⁡(cnπtL)+Bnsin⁡(cnπtL)]sin⁡(nπxL).\boxed{y(x,t)=\sum_{n=1}^{\infty} \left[A_n\cos\left(\frac{cn\pi t}{L}\right) +B_n\sin\left(\frac{cn\pi t}{L}\right)\right] \sin\left(\frac{n\pi x}{L}\right)}.

An,BnA_n,B_n は初期条件で定まる。y(x,0)=f(x)y(x,0)=f(x)、yt(x,0)=g(x)y_t(x,0)=g(x) なら、正弦関数の直交性より

An=2L∫0Lf(x)sin⁡nπxL dx,Bn=2cnπ∫0Lg(x)sin⁡nπxL dx.A_n=\frac2L\int_0^L f(x)\sin\frac{n\pi x}{L}\,dx, \qquad B_n=\frac2{cn\pi}\int_0^L g(x)\sin\frac{n\pi x}{L}\,dx.

2-4​

弦の固有振動数は fn=nc/(2L)f_n=nc/(2L)。打撃された弦の振動には基音 f1f_1 とともに第2倍音 2f12f_1 が含まれる。この成分が響板や空気を介して他の弦に伝わると、基本振動数が 2f12f_1 の1オクターブ上の弦が共鳴する。

Reference​