神戸大学 システム情報学研究科 2025年度 第一期 数学 3
Author
祭音Myyura
Description
独立変数 x,従属変数 y に関する微分方程式
y′′+a(x)y′+b(x)y=0(*)
の二つの解 y=y1(x),y2(x) に対し,ロンスキアン W(x) を次式で定義する:
W(x)=y1(x)y1′(x)y2(x)y2′(x)
(1) W(x) が微分方程式
W′=−a(x)W
を満たすことを示せ。
(2) x≥0 とする。a(x),b(x) および微分方程式 (∗) の解の一つ y1(x) を
a(x)=−3x+13x+4,b(x)=−3x+16x+5,y1(x)=e−x
で与える。また y2(0)=0, y2′(0)=1 とする。W(x) と y2(x) を求めよ。
题目描述
对关于自变量 x、因变量 y 的微分方程
y′′+a(x)y′+b(x)y=0(*)
的两个解 y1(x),y2(x),定义 Wronskian
W(x)=y1(x)y1′(x)y2(x)y2′(x).
-
证明 W(x) 满足
W′=−a(x)W.
-
设 x≥0,
a(x)=−3x+13x+4,b(x)=−3x+16x+5,
且方程 (∗) 的一个解为
y1(x)=e−x.
另一解满足
y2(0)=0,y2′(0)=1.
求 W(x) 与 y2(x)。
- Wronskian 与 Abel 恒等式:对行列式求导并用原微分方程消去二阶导数。
- 一阶线性方程:由初始 Wronskian 解 W′=−aW。
- 降阶法:已知一个非零解时,利用 W=y1y2′−y1′y2 建立并求解 y2 的一阶方程。
Kai
(1)
W(x)=y1y2′−y1′y2
なので
W′(x)=y1′y2′+y1y2′′−y1′′y2−y1′y2′=y1y2′′−y1′′y2.
微分方程式 (∗) から
yj′′=−a(x)yj′−b(x)yj(j=1,2)
だから
W′=y1(−ay2′−by2)−(−ay1′−by1)y2=−a(y1y2′−y1′y2)=−a(x)W.
したがって W′=−a(x)W が示された。
(2)
まず (W(x))
(1) より
W′=−aW,a(x)=−3x+13x+4.
したがって
WW′=−a(x)=3x+13x+4.
積分して
∫WW′dx=∫3x+13x+4dx⇒lnW=x+ln(3x+1)+C.
よって
W(x)=Cex(3x+1).
初期条件から定数 C を決める。
x=0 のとき
W(0)=1−101=1.
一方
W(0)=Ce0(3⋅0+1)=C.
ゆえに C=1 で
W(x)=ex(3x+1).
次に y2(x)
ロンスキアンの定義
W=y1y2′−y1′y2
に y1=e−x, y1′=−e−x, W=ex(3x+1) を代入すると
e−xy2′−(−e−x)y2=e−x(y2′+y2)=ex(3x+1).
両辺に ex を掛けて
y2′+y2=e2x(3x+1).
これは一次線形微分方程式。解いていく:
y2′+y2=e2x(3x+1).
左辺の積分因子は ex なので
(exy2)′=exe2x(3x+1)=e3x(3x+1).
積分すると
exy2=∫e3x(3x+1)dx+C=xe3x+C,
よって
y2(x)=xe2x+Ce−x.
初期条件 y2(0)=0 から
0=0⋅e0+Ce0⇒C=0,
したがって
y2(x)=xe2x.
(このとき y2′(x)=e2x(2x+1) なので y2′(0)=1 も満たしている。)