神戸大学 システム情報学研究科 2017年8月実施 数学 1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
つぎの各問いに答えよ。
(1)
関数
f(x,y)=tan−1(x−y)−41x2+121y3,x,y∈R
の極値を求めよ。ただし、tan−1x は tanu(−2π<u<2π)の逆関数を表す。
(2)
複素正方行列 A に対し、その共役転置行列を A∗ と表す。つぎの行列 A はユニタリ行列であることを示し、その固有値と固有ベクトルを求めよ。
A=2i23−23−2i.
ここで、A∗A=I が成立するとき A をユニタリ行列という。ただし I は単位行列である。
题目描述
-
求函数
f(x,y)=tan−1(x−y)−41x2+121y3,x,y∈R
的极值,其中 tan−1 取值于 (−π/2,π/2)。
-
证明
A=2i23−23−2i
是酉矩阵,并求其特征值和特征向量。
Kai
(1)
d=x−y とおくと、停留点では
fx=1+d21−2x=0,fy=−1+d21+4y2=0.
したがって
x=2y2,y2{1+(2y2−y)2}=4.
後式は
(y−2)(y5−2y4+4y+8)=0
と因数分解される。q(y)=y5−2y4+4y+8 とおく。y=−u<0 では
q(−u)=8−4u−2u4−u5
が u>0 で狭義単調減少し、8 から −∞ へ移るため、負の実根をただ一つもつ。また y≥2 では明らかに q(y)>0 であり、0≤y≤2 でも
q(y)=8+4y−y4(2−y)>0
である(実際、max0≤y≤2y4(2−y)=8192/3125<8)。その唯一の負根を α とする。このとき停留点は
(x,y)=(2,2),(x,y)=(2α2,α),
ただし
α5−2α4+4α+8=0,α≈−1.054764617
である。
(2,2) では
Hf(2,2)=(−21001),
ゆえに鞍点である。一方、d=α2/2−α>0 および
B=(1+d2)22d>0
とおけば
Hf=(−B−21BB−B+2α),detHf=2B(1−α)−4α>0.
よってこの Hessian は負定値である。したがって極値は極大値のみであり、
(x,y)=(2α2,α),極大値=tan−1(2α2−α)−16α4+12α3
である。数値的には
(x,y)≈(0.556264198,−1.054764617),極大値≈0.840134273.
(2)
A∗=−2i−23232i
より、直接計算して
A∗A=(1001)=I.
したがって A はユニタリ行列である。また
det(λI−A)=λ2+1
だから、固有値は λ=±i。対応する固有ベクトルは、任意の非零定数倍を許して
λ=i: (i31),λ=−i: (1i3)
である。