神戸大学 工学研究科 機械工学専攻 2019年度 生産工学・制御工学 問題2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
フィードバック制御系について答えよ。
(1) 慣性モーメント I[kgm2] の回転体が、両端の粘性摩擦係数がそれぞれ D/2 の軸受で支えられている。θ[rad] を回転角、τ[Nm] を同方向に加えるトルク、D[Nms] を両軸受の影響を合わせた係数とする。運動方程式と、τ から θ への伝達関数 G(s) を求めよ。
(2) 周波数応答を測定すると次のBode線図を得た。破線はゲインの折れ線近似である。この図から
G(s)=s(10s+1)10
と推定した過程を述べ、I,D を求めよ。

(3) (2)の G(s) を対象に、e=θd−θ、τ=Ke(K>0)とする単位負帰還系1を構成する。閉ループ伝達関数 H(s)=Θ(s)/Θd(s) を求めよ。さらに K=10、目標値 θd(t)=sin(10t) に対する出力の定常応答を求めよ。
(4) 系1の θd から偏差 e への伝達関数と、K の関数としての定常速度偏差を求めよ。
(5) 系1の帰還経路に一次遅れフィルタ 1/(Ts+1) を挿入し、e=θd−θf、Θf(s)=Θ(s)/(Ts+1) とした系2を考える。T=0.1s のとき、系2が安定となる K の範囲を求めよ。
题目描述
(1) 回转体的转动惯量为 I,两端轴承的黏性摩擦系数各为 D/2,总系数为 D。设转角为 θ、同正方向的外加转矩为 τ,写运动方程并求 τ→θ 的传递函数。
(2) 从所示Bode图推定 G(s)=10/[s(10s+1)],解释推定过程并求 I,D。
(3) 令误差 e=θd−θ、驱动转矩 τ=Ke,其中 K>0。求闭环传递函数;当 K=10、输入为 sin(10t) 时求稳态输出。
(4) 求输入到误差的传递函数,以及单位斜坡输入的稳态误差。
(5) 在反馈支路加入滤波器 1/(Ts+1),即反馈量为 Θf=Θ/(Ts+1)。当 T=0.1s 时,求系统稳定的 K 范围。
Kai
(1)
両軸受の抵抗トルクの和は −Dθ˙。従って、
Iθ¨+Dθ˙=τ,G(s)=s(Is+D)1.
伝達関数では初期値を零とする。
(2)
低周波のゲイン傾斜 −20dB/dec と位相 −90∘ は積分要素を示す。ω=0.1rad/s で傾斜が −40dB/dec に変わり位相が −135∘ になるので、時定数10 sの一次遅れ要素を持つ。低周波で ∣G(iω)∣≃10/ω であることから指定の G(s) を得る。
G(s)=s{(I/D)s+1}1/D,D=0.1Nms,I=1kgm2.
(3)
H(s)=1+KG(s)KG(s)=10s2+s+10K10K.
K>0 で特性多項式の係数は正であり二次系は安定である。K=10 のとき、
H(i10)=i10100=−1010i.
よって定常応答は、
θss(t)=1010sin(10t−2π)=−1010cos(10t).
(4)
Θd(s)E(s)=1+KG(s)1=10s2+s+10Ks(10s+1).
単位ランプ入力 Θd=1/s2 に対し、安定性と最終値の定理から、
ev=s→0lim10s2+s+10K10s+1=10K1.
(5)
特性方程式は 1+KG(s)/(Ts+1)=0 である。T=0.1 とすると、
s3+10.1s2+s+10K=0.
Routh表の第一列は 1,10.1,(10.1−10K)/10.1,10K。すべて正となる条件は、
0<K<1.01.
Reference