金沢大学 自然科学研究科 電子情報通信学専攻 2022年8月実施 専門科目 電気回路
Author
金沢大学
Description
図1および図2に示す定常状態にある回路がある。以下の設問に答えなさい。ただし,図中の はすべて物理量を表す。
問1 図1に示す抵抗 ,キャパシタ ,交流電圧源 で構成される回路がある。図1の端子対 から右の回路の複素インピーダンスを求めなさい。
問2 問1で求めた複素インピーダンスについて, を で変化させた場合の複素インピーダンスの軌跡を複素平面上に図示しなさい。
問3 抵抗 を ,キャパシタ を ,交流電圧源 を ,,周波数 とするとき,電流 ,電圧 および について複素数の直交座標形式および複素数のフェーザ形式の両者を求めなさい。
問4 電圧 , および交流電源 の関係をフェーザ図で図示しなさい。
ここで,図1に示す回路の端子対 にインダクタ を接続した。接続した回路が図2である。
問5 図2に示す抵抗 ,キャパシタ ,インダクタ ,交流電圧源 で構成される回路がある。図2の端子対 から右の回路の複素インピーダンスを を用いて複素数の直交座標形式で表しなさい。
問6 与えられた に対し, と の位相が同じになる場合があるような の取りうる範囲を求めなさい。また,このとき, の条件を を用いて表しなさい。
Kai
または
となる。
のとき , のとき , したがって下図となる。
下図のとおり
より, と の位相が一致するためには が実数(虚部=0)が必要。
問5の虚部を とおく:
ここで および より,成立には
また, より