金沢大学 自然科学研究科 電子情報通信学専攻 2022年8月実施 数学 III
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金沢大学
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a,b を定数として,複素関数
f(z)=z2(z−1)2az2+bz+1sin(2πz)
を考える。次の問いに答えよ。
問1 a,b の値に応じて,複素平面上にある関数 f(z) の特異点をすべて求めよ。
問2 関数 f(z) の各々の極における留数を計算せよ。
問3 複素積分
∫∣z∣=Rf(z),dz
の値が 0 であるような a,b の値の組を 1 つ求めよ。ただし積分路 {∣z∣=R} (R>2) は複素平面の原点を中心とし半径が R の正に向き付けられた円である。
Kai
- z=0 は f(z) の 1 位の極。
- a+b+1=0 なら z=1 は 2 位の極。
- a+b+1=0, b=−2 なら z=1 は 1 位の極。
Res(f,0)=2π,Res(f,1)=−(b+2)
留数定理から
∫∣z∣=Rf(z) dz=2π2π−(b+2)
より、例えば
(a,b)=(0,2π−2)