東京工業大学 工学院 システム制御系 2023年度 数学 問題3(2022年8月実施)
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
密度関数 p(x) をもつ確率変数 X のモーメント母関数を
M(θ)=E[eθX]=∫−∞∞eθxp(x)dx
と定める。平均 μ、分散 σ2 の正規分布 N(μ,σ2) の密度は
pN(x)=2πσ21exp(−2σ2(x−μ)2)
である。
-
正規分布のモーメント母関数が MN(θ)=exp(μθ+σ2θ2/2) となることを導け。
-
独立な確率変数 X1∼N(μ1,σ02)、X2∼N(μ2,σ02) に対して、Y=X1+X2、Z=X1−X2 とする。
MY(θ)=eθ2,MZ(θ)=exp(34θ+θ2)
のとき、μ1,μ2,σ02 を求めよ。
ベイズの定理
P(A∣B)=P(B)P(B∣A)P(A)
を用いて答えよ。ある病気の検査薬Xは、罹患者の 60% を陽性とし、非罹患者の 4% も陽性と判定する。
- 人口の半数が罹患しているとき、検査結果が陽性であった人が実際に罹患している確率を求めよ。
- 罹患率が 5% に低下したとする。初回から連続して陽性となった人の罹患確率を 90% 以上と判断するために、最低何回の連続陽性が必要か、理由とともに答えよ。各回の検査は独立と仮定する。
题目描述
问1:随机变量 X 的矩母函数定义为 M(θ)=E[eθX]=∫−∞∞eθxp(x)dx。正态分布 N(μ,σ2) 的密度为 pN(x)=(2πσ2)−1/2exp[−(x−μ)2/(2σ2)]。
- 推导其矩母函数 MN(θ)=exp(μθ+σ2θ2/2)。
- 独立变量 X1∼N(μ1,σ02)、X2∼N(μ2,σ02) 的和与差分别为 Y=X1+X2、Z=X1−X2。已知 MY(θ)=eθ2、MZ(θ)=exp(4θ/3+θ2),求 μ1,μ2,σ02。
问2:使用贝叶斯公式 P(A∣B)=P(B∣A)P(A)/P(B)。某检测试剂对患病者的阳性率为 60%,对未患病者的假阳性率为 4%。
- 患病率为 50% 时,求阳性者实际患病的概率。
- 患病率降至 5%,假定各次检测独立。若要使连续阳性者实际患病的概率至少达到 90%,从首次检测起至少需要连续几次阳性?说明理由。
Kai
(1)
指数部分を平方完成すると、
θx−2σ2(x−μ)2=−2σ2{x−(μ+σ2θ)}2+μθ+2σ2θ2.
したがって、
MN(θ)=eμθ+σ2θ2/2∫−∞∞2πσ21exp[−2σ2{x−(μ+σ2θ)}2]dx.
積分は正規密度の全積分で 1 となり、
MN(θ)=exp(μθ+2σ2θ2).
(2)
独立性から、
MY(θ)MZ(θ)=MX1(θ)MX2(θ)=exp{(μ1+μ2)θ+σ02θ2},=MX1(θ)MX2(−θ)=exp{(μ1−μ2)θ+σ02θ2}.
与式と係数を比較すると μ1+μ2=0、μ1−μ2=4/3、σ02=1 である。ゆえに、
μ1=32,μ2=−32,σ02=1.
(1)
罹患を A、陽性を B とすると、
P(A∣B)=0.6×0.5+0.04×0.50.6×0.5=1615=0.9375.
(2)
Bn を初回から n 回連続して陽性となる事象とする。罹患の有無を固定したときの検査の独立性により、
P(Bn∣A)=0.6n,P(Bn∣A)=0.04n.
事前確率が P(A)=0.05 なので、
P(A∣Bn)=0.050.6n+0.950.04n0.050.6n=15n+1915n.
従って、
P(A∣Bn)≥109⟺15n≥171.
15<171<152=225 であるから、必要な最少回数は 2回 である。実際、1回では 15/34≈0.441、2回では 225/244≈0.922 となる。