東京工業大学 工学院 システム制御系 2023年度 数学 問題2(2022年8月実施)
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
行列
A=(2112)
について、次の問いに答えよ。
- 固有値と対応する固有ベクトルをすべて求めよ。固有ベクトルの長さは 1 に正規化すること。
- 自然数 n に対して An を求めよ。
図1の点は、原点 O を通る軸の周りを角速度 ω>0 で等速円運動する。軸の向きを単位ベクトル p=(p1,p2,p3)T、時刻 t の点の位置を x(t) と表す。

原図:大学公式問題(4ページ)
速度を dx(t)/dt=Cx(t) と書くとき、3×3 行列 C を p1,p2,p3,ω で表せ。上付きの T は転置を意味する。
実数成分の正方行列 X が XT=−X を満たすとき、X を実交代行列という。行列指数関数を
Y=expX=n=0∑∞n!Xn
で定める。以下の結果を導出とともに示せ。
- detY を求めよ。実交代行列は対角化でき、非零固有値は純虚数で、±λ1,±λ2,… の対をなすことを使ってよい。
- YYT と YTY を求めよ。
题目描述
问1:对 A=(2112),求全部特征值及对应的单位特征向量,并求自然数 n 次幂 An。
问2:如图1,质点以角速度 ω>0 绕过原点的轴做匀速圆周运动。转轴方向的单位向量为 p=(p1,p2,p3)T,位置为 x(t)。将速度写成 dx/dt=Cx,用 p1,p2,p3,ω 表示三阶矩阵 C。T 表示转置。
问3:设实反对称矩阵 X 满足 XT=−X,定义 Y=expX=∑n=0∞Xn/n!。推导 detY、YYT 和 YTY。可使用实反对称矩阵可对角化,且非零特征值为成对的纯虚数 ±λ1,±λ2,… 这一事实。
Kai
(1)
特性方程式は
det(A−λI)=(2−λ)2−1=(λ−1)(λ−3)=0.
したがって、固有値と正規化された実固有ベクトルは
λ=1:±21(1−1),λ=3:±21(11).
(2)
固有ベクトルを列に並べた直交行列
P=21(1−111)
を用いると PTAP=diag(1,3) である。よって、
An=P(1003n)PT=21(1+3n3n−13n−11+3n).
図の回転方向に対する角速度ベクトルは ωp である。したがって、
dtdx=ωp×x=ωp2x3−p3x2p3x1−p1x3p1x2−p2x1.
各成分の係数を並べれば、
C=ω0p3−p2−p30p1p2−p10.
(1)
X=PDP−1 と対角化すると、べき級数の定義から Y=Pexp(D)P−1 となる。零固有値がある場合、その指数は 1 であり、非零固有値は対をなすので、
detY=det(expD)=j∏eλje−λj=1.
(2)
べき級数の各項を転置して、
YT=n=0∑∞n!(XT)n=exp(−X).
X と −X は可換であるから、
YYT=eXe−X=I,YTY=e−XeX=I.