東京工業大学 工学院 システム制御系 2020年度 筆答専門試験(2019年8月実施)問題4
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
関数 x(t) に関する微分方程式の初期値問題
dtdx(t)=ax(t)+f(t),x(0)=x0,t≥0
を考える。ただし a,x0 は実定数、f(t) は t の連続な関数である。
(1) f(t)=0 のとき、x(t) を a,x0 を用いて表せ。
(2) f(t)=sint、x0=0 のとき、x(t) を求めよ。
(3) T>0、z を実定数として、
f(t)=ea(T−t)(∫0Te2aτdτ)−1(z−eaTx0)
のとき、x(T) を求めよ。
関数 x(t) に関する微分方程式の初期値問題
dt2d2x(t)+3dtdx(t)+2x(t)=c,x(0)=x0,x′(0)=v0,t≥0
を考える。ただし x0,v0,c は実定数である。
(1) x0=3,v0=0,c=0 のとき、x(t) を求めよ。
(2) c=4 のとき、limt→∞x(t) を求めよ。
题目描述
问1:考虑 x′=ax+f(t)、x(0)=x0、t≥0,其中 a,x0 为实常数,f 连续。(1) f=0 时求 x(t)。(2) f=sint,x0=0 时求解。(3) T>0,z 为实常数,且 f(t)=ea(T−t)(∫0Te2aτdτ)−1(z−eaTx0),求 x(T)。
问2:考虑 x′′+3x′+2x=c、x(0)=x0、x′(0)=v0、t≥0。(1) x0=3,v0=0,c=0 时求解。(2) c=4 时求 t→∞ 的极限。
Kai
積分因子 e−at を用いると、初期値問題の解は
x(t)=eatx0+∫0tea(t−τ)f(τ)dτ
である。
(1) f=0 を代入して、
x(t)=x0eat.
(2) f(t)=sint,x0=0 より、
x(t)=eat∫0te−aτsinτdτ=a2+1eat−cost−asint.
(3) I=∫0Te2aτdτ とおくと、T>0 より I>0 である。したがって、
x(T)=eaTx0+Iz−eaTx0∫0Te2a(T−τ)dτ=eaTx0+Iz−eaTx0∫0Te2asds=z.
ここで s=T−τ と置換した。この計算は a=0 の場合にも成立する。
(1) 特性方程式は λ2+3λ+2=(λ+1)(λ+2)=0 であるから、x=Ae−t+Be−2t。初期条件より
A+B=3,−A−2B=0
なので A=6,B=−3 を得る。したがって、
x(t)=6e−t−3e−2t.
(2) 定数特解は x=2。一般解と初期条件から、
x(t)=2+(2x0+v0−4)e−t+(2−x0−v0)e−2t.
両指数項は t→∞ で 0 となるので、初期値によらず
t→∞limx(t)=2.