東京工業大学 工学院 システム制御系 2019年8月実施 筆答専門試験問題1
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
(1) 次の x,y についての関数 z の全微分 dz を求めよ。ただし x=0 とする。
z=2logx2+y2−tan−1xy
(2) 次の複素変数 z についての複素積分を求めよ。ただし積分路 C は、複素平面上の ∣z∣=1 で表される円周を反時計回りに一周する経路とする。
∮C(4z−π)(4z+3π)sinzcoszdz
3次元直交座標系の座標 (x,y,z) を変数とするベクトル場
V=(2xy2, 2x2y−z2+1, −2yz)
について rotV=0 であることを示し、V のスカラーポテンシャル関数 ϕ を求めよ。
底面の半径が r、高さが h の一様密度の直円錐体の質量中心の位置を求めたい。底面の円の中心を原点に取り、底面上に x 軸、y 軸を取る。さらに底面に垂直に(直円錐体の軸上に)、原点から直円錐体の頂点に向かって z 軸を取る。
(1) 直円錐面(底面は含まない)の方程式を求めよ。
(2) x,y,z についての三重積分を用いて、質量中心の z 座標 zG を求めよ。
题目描述
问1
(1) 求下列关于 x,y 的函数 z 的全微分 dz,其中 x=0。
z=2logx2+y2−tan−1xy.
(2) 求下列关于复变量 z 的复积分。积分路径 C 为沿复平面上圆周 ∣z∣=1 逆时针一周的路径。
∮C(4z−π)(4z+3π)sinzcoszdz.
问2 对以三维直角坐标系坐标 (x,y,z) 为变量的向量场
V=(2xy2, 2x2y−z2+1, −2yz),
证明 rotV=0,并求 V 的标量势函数 ϕ。
问3 希望求底面半径 r、高度 h 的均匀密度直圆锥体的质心位置。取底面圆心为原点,x,y 轴位于底面,z 轴垂直底面,沿圆锥轴线从原点指向顶点。
(1) 求直圆锥侧面(不含底面)的方程。
(2) 利用关于 x,y,z 的三重积分,求质心的 z 坐标 zG。
Kai
(1) 偏微分を計算すると、
zx=x2+y22x+x2+y2y,zy=x2+y22y−x2+y2x.
したがって、
dz=x2+y22x+ydx+x2+y22y−xdy.
(2) 極は z=π/4,−3π/4 であり、C の内部には π/4 のみがある。その留数は
Resz=π/4(4z−π)(4z+3π)sinzcosz=4(4π/4+3π)sin(π/4)cos(π/4)=32π1.
したがって、
∮C(4z−π)(4z+3π)sinzcoszdz=2πi32π1=16i.
直接計算して、
∇×V=(−2z−(−2z), 0−0, 4xy−4xy)=0.
ϕx=2xy2 を積分すると ϕ=x2y2+g(y,z)。さらに ϕy=2x2y−z2+1 より gy=1−z2 なので、g=y(1−z2)+k(z)。最後に ϕz=−2yz から k′(z)=0 を得る。よって
ϕ(x,y,z)=x2y2−yz2+y+C(C は任意定数).
(1) 高さ z での断面の半径は相似比より R(z)=r(h−z)/h である。したがって円錐側面は
x2+y2=h2r2(h−z)2,0≤z≤h
で表される。この等式は底面の円板内部を含まない。
(2) 密度を ρ とし、円柱座標 x=Rcosθ,y=Rsinθ を用いると、
M=ρ∫0h∫02π∫0r(h−z)/hRdRdθdz=3ρπr2h.
質量の一次モーメントは
∭Dρzdxdydz=ρ∫0h∫02π∫0r(h−z)/hzRdRdθdz=h2ρπr2∫0hz(h−z)2dz=12ρπr2h2.
したがって、
zG=4h,(xG,yG,zG)=(0,0,4h).