東京工業大学 工学院 機械系 2021年8月実施 選択専門科目 問題5(工業数学)
Author
Miyake, 祭音Myyura
Description
公式問題・12〜13ページ
- b>2a>0 とする。円板 x2+(y−b)2≤a2 を直線 y=x のまわりに回転した立体の体積を求める。
- dy/dx=(x+y)2 の一般解を求める。代換 u=x+y を用いてよい。
A=(2112) について、(1) 固有値と正規化した固有ベクトル、(2) 自然数 n に対する An を求める。
- 複素関数 1/(1+z) の Maclaurin 級数を求める。
- 1/[z(ez−1)] の z=0 における留数を求める。
周期 T の実関数の複素 Fourier 展開を f(x)=∑n=−∞∞cne2πinx/T とする。不連続点は考慮しなくてよい。
- 周期 T=2 の矩形波を
p(x)=⎩⎨⎧0,1,0,−1<x≤−21,−21<x≤21,21<x≤1
と定め、周期的に延長する。c0,c1,c2,c3 の実部・虚部をそれぞれ空欄①〜⑧に記す。
- c−n=cn∗ を用い、q(x)=∑n=−33cneinπx に対する ∫02q(x)2dx を空欄⑨に記す。

题目描述
- 设 b>2a>0,求圆盘 x2+(y−b)2≤a2 绕直线 y=x 旋转所得立体的体积。圆盘半径为 a,圆心到旋转轴的距离为 b/2。
- 求 dy/dx=(x+y)2 的通解,可以使用代换 u=x+y。由 u′=1+u2 得到 u=tan(x+C),再回代为 y=tan(x+C)−x。
给定 A=(2112)。
- 求特征值及各自的归一化特征向量。
- 用正交对角化求自然数 n 对应的 An。
- 求 1/(1+z) 的 Maclaurin 级数(在 ∣z∣<1 内)。
- 求 1/[z(ez−1)] 在 z=0 处的留数。
周期 T 的实函数的复 Fourier 展开约定为 f(x)=∑n∈Zcne2πinx/T;不用考虑不连续点的取值。
- 周期 T=2 的矩形波在一个周期上为
p(x)=⎩⎨⎧0,1,0,−1<x≤−1/2,−1/2<x≤1/2,1/2<x≤1.
求 c0,c1,c2,c3 的实部和虚部(空栏①–⑧)。系数按 cn=21∫−11p(x)e−inπxdx 归一化。
- 利用 c−n=cn∗,把 q(x)=∑n=−33cneinπx 写为余弦形式,并求 ∫02q(x)2dx(空栏⑨)。
Kai
(1)
ドーナツ(トーラス体・円環体)の体積・表面積を2通りの方法で計算
の定理1を用いる。円板の中心 (0,b) から回転軸 y=x までの距離は R=b/2、円板の半径は a である。b>2a より軸は円板と交わらないため、求める体積は、
2π2a22b=2π2a2b
である。
(2)
u=x+y とおくと、
dxdu=1+dxdy=1+u2
となり、
1+u2duarctanuu=dx=x+C=tan(x+C)
したがって、
y=tan(x+C)−x
を得る。
ここで C は積分定数である。
(1)
A の固有値を λ とすると、
0∴ λ=det(2−λ112−λ)=(λ−1)(λ−3)=1,3
である。
固有値 1 に属する固有ベクトルを求めるために、
(1111)(xy)=(00)
とおくと、 x+y=0 なので、正規化された固有ベクトルは、例えば、
21(1−1)
である。
固有値 3 に属する固有ベクトルを求めるために、
(−111−1)(xy)=(00)
とおくと、 x=y なので、正規化された固有ベクトルは、例えば、
21(11)
である。
(2)
(1)で求めた固有ベクトルを使って、
P=21(1−111)
とすると、
P−1P−1AP=21(11−11)=(1003)
なので、
An=P(1003n)P−1=21(1+3n−1+3n−1+3n1+3n)
を得る。
(1)
1+z1=1−(−z)1=n=0∑∞(−z)n=1−z+z2−z3+z4−⋯
(2)
ez のマクローリン展開が ez=1+z+(1/2)z2+⋯ であることを考慮すると、
与えられた関数は z=0 で2位の極をもつことがわかり、その留数は次のように計算できる:
z→0limdzdz2⋅z(ez−1)1=z→0limdzdez−1z=z→0lim(ez−1)2(ez−1)−zez=z→0lim(z+21z2+⋯)2(z+21z2+⋯)−z(1+z+⋯)=z→0limz2+⋯−21z2+⋯=−21
(1)
周期 T=2 の複素 Fourier 係数には 1/T の係数が必要である。
cn=21∫−11p(x)e−inπxdx=⎩⎨⎧21,nπsin(nπ/2),n=0,n=0.
従って
c0=21,c1=π1,c2=0,c3=−3π1.
全て実数であり、空欄①〜⑧は 21,0,π1,0,0,0,−3π1,0 となる。
(2)
共役対称性より
q(x)=21+π2cos(πx)−3π2cos(3πx).
異なる周波数の直交性を用いると、
∫02q(x)2dx=2(21)2+(π2)2+(3π2)2=21+9π240.
これが空欄⑨である。