東京工業大学 工学院 機械系 2019年8月実施 選択専門科目 問題5(工業数学)
Author
Miyake
Description
以下の各問いに答えよ。
(1) y(1+y)+2xdxdy=0 の一般解を求めよ。
(2) dx2d2y−2dxdy+3y=0 において,x=0 のとき y=3, dxdy=1 として,関数 y(x) を求めよ。
以下の各問いに答えよ。
(1) 3次元空間におけるベクトル場 A=(xy2,2y2z,3yz2),スカラー場 f=xy2z のとき,以下を求めよ。なお,i,j,k は x,y,z 軸方向の単位ベクトルであり,
∇=∂x∂i+∂y∂j+∂z∂k
と定義される。
- (i) ∇⋅A
- (ii) A⋅∇f
- (iii) ∇⋅(∇f)
(2) 次の線積分を求めよ。
∫C(xdx+2ydy+z2dz)
ただし,曲線 C は次式で表される。
⎩⎨⎧x(t)=cost,y(t)=sint,z(t)=t(0≤t≤2π)
以下の各問いに答えよ。
(1) z4=−1 をみたす複素数 z を全て求めよ。
(2) 実関数の積分 ∫−∞∞x4+11dx の値を求めよ。
以下の文章において空欄に入る適切な値を求めよ。
周期関数 f(x) は,その周期を 2L とすると,以下のフーリエ級数に展開できる。
f(x)=2a0+n=1∑∞(ancosLnπx+bnsinLnπx)
ここで,a0,an,bn は,関数 f(x) のフーリエ係数と呼ばれる。
(1) 以下に示す周期 2L=2 の周期関数 p(x) を考える。
p(x)=x(−1<x≤1)

この関数のフーリエ係数は,以下のように求められる。
| 係数 | 値 | 係数 | 値 |
|---|
| a0 | ① | | |
| a1 | ② | b1 | ③ |
| a2 | ④ | b2 | ⑤ |
| a3 | ⑥ | b3 | ⑦ |
(2) 上記①~⑦のフーリエ係数を用いて関数 q(x) を以下のように定義する。
q(x)=2a0+n=1∑3{ancos(nπx)+bnsin(nπx)}
このとき,
∫−11{q(x)}2dx=⑧
と求められる。
题目描述
问1
回答下列问题。
(1) 求 y(1+y)+2xdxdy=0 的通解。
(2) 对微分方程 dx2d2y−2dxdy+3y=0,已知 x=0 时 y=3, dxdy=1,求函数 y(x)。
问2
回答下列问题。
(1) 三维空间中的向量场为 A=(xy2,2y2z,3yz2),标量场为 f=xy2z,求下列各式。其中 i,j,k 分别是 x,y,z 轴方向的单位向量,定义
∇=∂x∂i+∂y∂j+∂z∂k.
- (i) ∇⋅A
- (ii) A⋅∇f
- (iii) ∇⋅(∇f)
(2) 求线积分
∫C(xdx+2ydy+z2dz),
其中曲线 C 由下式给出:
⎩⎨⎧x(t)=cost,y(t)=sint,z(t)=t(0≤t≤2π).
问3
回答下列问题。
(1) 求满足 z4=−1 的全部复数 z。
(2) 求实函数积分 ∫−∞∞x4+11dx 的值。
问4
求下文各空栏中应填的数值。
周期函数 f(x) 的周期为 2L 时,可展开为以下傅里叶级数:
f(x)=2a0+n=1∑∞(ancosLnπx+bnsinLnπx).
其中 a0,an,bn 称为函数 f(x) 的傅里叶系数。
(1) 考虑图示周期为 2L=2 的周期函数 p(x),其在一周期内为
p(x)=x(−1<x≤1).
该函数的傅里叶系数如下。填写各空栏。
| 系数 | 数值 | 系数 | 数值 |
|---|
| a0 | ① | | |
| a1 | ② | b1 | ③ |
| a2 | ④ | b2 | ⑤ |
| a3 | ⑥ | b3 | ⑦ |
(2) 用上述①~⑦中的傅里叶系数定义函数
q(x)=2a0+n=1∑3{ancos(nπx)+bnsin(nπx)}.
此时可得
∫−11{q(x)}2dx=⑧.
Kai
(1)
x=0 の区間で y=0,−1 として変数分離すると
y(1+y)dy=−2xdx,log1+yy=−21log∣x∣+C.
よって y/(1+y)=K/∣x∣、したがって
y=∣x∣−KK
である(分母が0でない区間)。K=0 は定数解 y=0 を含み、別に定数解 y=−1 がある。x=0 では方程式から y(0)=0 または −1 が必要であり、C1 解として0を含む区間に延長できるのはこの2つの定数解である。
(2)
与えられた微分方程式に y=eλx を代入すると、
λ2−2λ+3=0∴ λ=1±2i
を得る。
よって、与えられた微分方程式の一般解は、積分定数を A,B として、
y=ex(Asin2x+Bcos2x)
である。
x=0 のとき、 y=3 から B=3 がわかり、 dy/dx=1 から A=−2 がわかる。
つまり、求める解は、
y=ex(−2sin2x+3cos2x)
である。
(1)
(i)
∇⋅A=y2+4yz+6yz=y2+10yz
(ii)
∇f∴ A⋅∇f=(y2z,2xyz,xy2)=xy4z+4xy3z2+3xy3z2=xy4z+7xy3z2
(iii)
∇⋅(∇f)=0+2xz+0=2xz
(2)
曲線 C に関して、
dtdx(t)=−sint, dtdy(t)=cost, dtdz(t)=1
なので、
∫C(xdx+2ydy+z2dz)=∫0π/2(cost⋅(−sint)+2sintcost+t2)dt=∫0π/2(sintcost+t2)dt=∫0π/2(21sin2t+t2)dt=[−41cos2t+3t3]0π/2=21+24π3
(1)
求める複素数の絶対値を r ,偏角を θ とすると、
r=1 であり、 θ は整数 n を使って、
4θ=π+2nπ
と書ける。
よって、求める複素数は、
21+i, 2−1+i, 2−1−i, 21−i
である。
(2)
2π
積分の導出:上半平面の極は z1=eiπ/4,z2=e3iπ/4 であり、それぞれの留数は 1/(4zj3) である。半円弧上の積分は半径を無限大にすると0なので、
∫−∞∞1+x4dx=2πi(4z131+4z231)=2π.
(1)
p は積分区間の内部で奇関数なので an=0(n≥0)である。部分積分より
bn=2∫01xsin(nπx)dx=nπ2(−1)n+1.
空欄の順に
1◯4◯7◯=0,2◯=0,3◯=2/π,=0,5◯=−1/π,6◯=0,=2/(3π)
となる。
(2)
q(x)=π2sinπx−π1sin2πx+3π2sin3πx.
∫−11sin(nπx)sin(mπx)dx=δnm より、
8◯=∫−11q(x)2dx=π24+π21+9π24=9π249.
Reference