東京工業大学 工学院 機械系 2018年8月実施 選択専門科目 問題5(工業数学)
Author
Miyake, 祭音Myyura
Description
以下の文章において空欄に入る適切な数式または数値を答えよ。
周期が 2π の周期関数 f(t) は、次のようにフーリエ級数で表すことができる。
f(t)=21a0+n=1∑∞[ancos(nt)+bnsin(nt)]
上式中のフーリエ係数は次式で与えられる。
a0anbn=π1∫−ππ①dt,=π1∫−ππ②dt,=π1∫−ππ③dt(n=1,2,…)
例として f(t) が次式
f(t)=∣t∣(−π<t≤π)
で与えられるとき、フーリエ係数は次式となる。
a0b2m−1=④,=⑦,a2m−1b2m=⑤,=⑧(m=1,2,…)a2m=⑥,
3次元空間において V を以下のベクトル場とする。
V=(x,yz,x2+y2)
(1) rotV を求めよ。
(2) ϕ をスカラー場 ϕ=(ax2+by2)z とする。ベクトル場 A が以下のように表されるとき、任意の点において、divA=0 となるための a,b に対する条件を求めよ。
A=gradϕ+rotV
複素数 z の関数 sin2zez−1 の原点における留数を求めよ。
以下の各問いに答えよ。
(1) dx2d2y−2dxdy+2y=0 の一般解を求めよ。
(2) dx2d2y−2dxdy+2y=x2−1 の一般解を求めよ。
题目描述
在下文各空格中填入适当的表达式或数值。
周期为 2π 的周期函数 f(t) 可以展开为以下傅里叶级数:
f(t)=21a0+n=1∑∞[ancos(nt)+bnsin(nt)].
其中的傅里叶系数为
a0anbn=π1∫−ππ①dt,=π1∫−ππ②dt,=π1∫−ππ③dt(n=1,2,…).
例如,若 f(t)=∣t∣ (−π<t≤π),则各系数为
a0b2m−1=④,=⑦,a2m−1b2m=⑤,=⑧(m=1,2,…).a2m=⑥,
在三维空间中,设向量场为 V=(x,yz,x2+y2)。
(1) 求 rotV。
(2) 设标量场 ϕ=(ax2+by2)z,向量场
A=gradϕ+rotV.
求使任意点均满足 divA=0 的 a,b 的条件。
求复变函数 sin2zez−1 在原点的留数。
回答下列各问。
(1) 求 dx2d2y−2dxdy+2y=0 的通解。
(2) 求 dx2d2y−2dxdy+2y=x2−1 的通解。
Kai
直交性による係数公式の被積分関数は、①=f(t),②=f(t)cosnt,③=f(t)sinnt である。
∣t∣ は偶関数なので bn=0。また、
a0=π2∫0πtdt=π,an=π2∫0πtcosntdt=πn22{(−1)n−1}.
したがって ④=π,⑤=−4/[π(2m−1)2],⑥=⑦=⑧=0 となる。
(1)
rotV=(y,−2x,0)
(2)
div rotVgradϕdiv gradϕ∴ divA=0=(2axz,2byz,ax2+by2)=2(a+b)z=2(a+b)z
なので、求める条件は a+b=0 である。
原点のまわりで
ez−1sin2z=z+21z2+⋯=z2−31z4+⋯
とテーラー展開されるので、与えられた関数の原点は位数1の極であり、留数は 1 である。
(1)
与えられた微分方程式に y=eλx を代入すると、
λ2−2λ+2∴ λ=1±i=0
を得る。
よって、 A,B を任意定数として、
y=ex(Asinx+Bcosx)
が一般解であることがわかる。
(2)
与えられた微分方程式に y=ax2+bx+c を代入すると、
a=21, b=1, c=0
を得る。
つまり、
y=21x2+x
は与えられた微分方程式の特殊解である。
さらに (1) の結果を考慮すると、 A,B を任意定数として、
y=ex(Asinx+Bcosx)+21x2+x
が与えられた微分方程式の一般解であることがわかる。
Reference