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東京工業大学 工学院 機械系 2018年8月実施 選択専門科目 問題4(流体力学)問2

Author​

祭音Myyura (Based on SN's answer refined with GPT 6 Astra)

Description​

問2 以下の文章において( )については適切な数式あるいは数値を、【 】については最も適切な選択肢を答えよ。

図2に示すように半径 R1R_1 の円柱を半径 R2R_2 の円管の中に e (≪R1)e\ (\ll R_1) だけ微小に偏心させて設置した。ただし、R=R2−R1≥eR=R_2-R_1\ge e である。円管の中心を原点とした円筒座標系 (r,θ,z)(r,\theta,z) を設定し、zz 軸は紙面に垂直な方向とする。円柱と円管の間にある微小な隙間 h(θ)h(\theta) を非圧縮性流体が zz 軸方向に定常状態で流れ、rr 軸方向と θ\theta 軸方向の流体の速度はゼロである。流体の圧力を pp、速度を uu、粘度を μ\mu とする。図2の幾何学的関係より、隙間 h(θ)h(\theta) を e,R1,R2,θe,R_1,R_2,\theta を用いて表すと、

h(θ)=(①)−R12−(esin⁡θ)2(1)h(\theta)=(\text{①})-\sqrt{R_1^2-(e\sin\theta)^2}\tag{1}

となる。ここで、e≪R1e\ll R_1 の関係より、

R12−(esin⁡θ)2=R11−(esin⁡θ/R1)2≃R1\sqrt{R_1^2-(e\sin\theta)^2} =R_1\sqrt{1-(e\sin\theta/R_1)^2}\simeq R_1

と近似する。式 (1) を R,e,θR,e,\theta を用いて表すと、次式となる。

h(θ)=(②)(2)h(\theta)=(\text{②})\tag{2}

原題の図2

ここで、R1≃R2R_1\simeq R_2 と考えることにする。このとき、流体の θ\theta 軸方向の応力変化量が十分に小さいと考えると、隙間 h(θ)h(\theta) は図3に示すように直角座標系 (θ,y)(\theta,y) で考えてよい。図3は隙間を θ=0\theta=0 で切断して展開したものであり、yy 軸の原点は円管表面である。

流れの zz 軸方向の圧力勾配と yy 軸方向のせん断応力 τ\tau の勾配は等しく、dp/dz=dτ/dydp/dz=d\tau/dy である。これに、【③ A:ニュートン、B:レイノルズ、C:フーリエ】の粘性法則 τ=μ(du/dy)\tau=\mu(du/dy) を代入して yy について2回積分し、流体と円柱表面及び円管表面との間に滑りがないとして、境界条件 y=(④)y=(\text{④}) で u=(⑤)u=(\text{⑤})、y=(⑥)y=(\text{⑥}) で u=(⑦)u=(\text{⑦}) を適用すると、流体の速度 uu が得られる。速度 uu を h(θ),p,y,z,μh(\theta),p,y,z,\mu を用いて表すと、

u=12μ(−dpdz)(⑧)(3)u=\frac1{2\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right)(\text{⑧})\tag{3}

となり、速度 uu の yy 軸方向の分布は【⑨ A:直線、B:放物線、C:3次曲線】である。すなわち、隙間 h(θ)h(\theta) の流れは近似的に【⑩ A:ストークス、B:クエット、C:ポアズイユ】流れと取り扱うことができる。

原題の図3

次に、図3に示す微小領域の流量 dQdQ を評価するときは、(R2−y)dθ≃R2dθ(R_2-y)d\theta\simeq R_2d\theta と近似する。流量 dQdQ は R2,u,y,θR_2,u,y,\theta を用いて表すと、

dQ=(⑪)(4)dQ=(\text{⑪})\tag{4}

となる。したがって、隙間を流れる流量 QQ は式 (2)~(4) より、

Q=∫02π∫0h(θ)dQ=πR2R36μ(−dpdz){1+32(eR)2}(5)\begin{aligned} Q&=\int_0^{2\pi}\int_0^{h(\theta)}dQ\\ &=\frac{\pi R_2R^3}{6\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right) \left\{1+\frac32\left(\frac eR\right)^2\right\} \end{aligned}\tag{5}

と求まる。式 (5) より、円柱が最も偏心したときの流量は円柱と円管が同心のときの(⑫)倍になる。

题目描述​

问2 在下文的圆括号( )内填写适当的公式或数值,在方括号【 】内选择最适当的选项。

如图2,在半径为 R2R_2 的圆管中放置半径为 R1R_1 的圆柱,并使其微小偏心 e (≪R1)e\ (\ll R_1)。设 R=R2−R1≥eR=R_2-R_1\ge e。以圆管中心为原点建立圆柱坐标系 (r,θ,z)(r,\theta,z),zz 轴垂直于纸面。不可压缩流体在圆柱与圆管之间的微小间隙 h(θ)h(\theta) 中沿 zz 轴稳定流动,沿 rr 和 θ\theta 方向的速度均为零。压力、速度和动力黏度分别为 p,u,μp,u,\mu。由图2的几何关系,用 e,R1,R2,θe,R_1,R_2,\theta 表示间隙,有

h(θ)=(①)−R12−(esin⁡θ)2.(1)h(\theta)=(\text{①})-\sqrt{R_1^2-(e\sin\theta)^2}.\qquad(1)

由 e≪R1e\ll R_1,作近似

R12−(esin⁡θ)2=R11−(esin⁡θ/R1)2≃R1.\sqrt{R_1^2-(e\sin\theta)^2} =R_1\sqrt{1-(e\sin\theta/R_1)^2}\simeq R_1.

用 R,e,θR,e,\theta 改写式 (1),得到

h(θ)=(②).(2)h(\theta)=(\text{②}).\qquad(2)

再取 R1≃R2R_1\simeq R_2。若流体沿 θ\theta 方向的应力变化足够小,可如图3在直角坐标系 (θ,y)(\theta,y) 中考虑间隙 h(θ)h(\theta)。图3是将间隙在 θ=0\theta=0 处切开并展开后的图,yy 轴原点位于圆管表面。

流动沿 zz 方向的压力梯度等于沿 yy 方向的剪应力 τ\tau 梯度,即 dp/dz=dτ/dydp/dz=d\tau/dy。代入【③ A:牛顿、B:雷诺、C:傅里叶】黏性定律 τ=μ(du/dy)\tau=\mu(du/dy),对 yy 积分两次。假设流体与圆柱、圆管表面之间无滑移,应用边界条件 y=(④)y=(\text{④}) 时 u=(⑤)u=(\text{⑤}),以及 y=(⑥)y=(\text{⑥}) 时 u=(⑦)u=(\text{⑦}),可得速度 uu。用 h(θ),p,y,z,μh(\theta),p,y,z,\mu 表示,有

u=12μ(−dpdz)(⑧).(3)u=\frac1{2\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right)(\text{⑧}).\qquad(3)

速度 uu 沿 yy 方向的分布为【⑨ A:直线、B:抛物线、C:三次曲线】。因此,间隙 h(θ)h(\theta) 中的流动可近似视为【⑩ A:斯托克斯、B:库埃特、C:泊肃叶】流动。

计算图3微小区域的流量 dQdQ 时,采用近似 (R2−y)dθ≃R2dθ(R_2-y)d\theta\simeq R_2d\theta。用 R2,u,y,θR_2,u,y,\theta 表示,有

dQ=(⑪).(4)dQ=(\text{⑪}).\qquad(4)

因此,由式 (2)~(4),间隙中的总流量为

Q=∫02π∫0h(θ)dQ=πR2R36μ(−dpdz){1+32(eR)2}.(5)\begin{aligned} Q&=\int_0^{2\pi}\int_0^{h(\theta)}dQ\\ &=\frac{\pi R_2R^3}{6\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right) \left\{1+\frac32\left(\frac eR\right)^2\right\}. \end{aligned}\qquad(5)

由式 (5),圆柱偏心程度最大时的流量为圆柱与圆管同心时的(⑫)倍。

Kai​

空欄の解答​

空欄解答
①R2−ecos⁡θR_2-e\cos\theta
②R−ecos⁡θR-e\cos\theta
③A:ニュートン
④、⑤0, 00,\ 0
⑥、⑦h(θ), 0h(\theta),\ 0
⑧h(θ)y−y2h(\theta)y-y^2
⑨B:放物線
⑩C:ポアズイユ
⑪uR2 dy dθuR_2\,dy\,d\theta
⑫5/25/2

導出​

円柱中心を (e,0)(e,0) とすると、半直線 (rcos⁡θ,rsin⁡θ)(r\cos\theta,r\sin\theta) と円柱面の交点は

r=ecos⁡θ+R12−e2sin⁡2θ.r=e\cos\theta+\sqrt{R_1^2-e^2\sin^2\theta}.

よって h=R2−r≃R−ecos⁡θh=R_2-r\simeq R-e\cos\theta。

運動方程式 μuyy=dp/dz\mu u_{yy}=dp/dz を、u(0)=u(h)=0u(0)=u(h)=0 の下で積分すると

u(y,θ)=12μ(−dpdz)y[h(θ)−y].\boxed{u(y,\theta)=\frac1{2\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right)y[h(\theta)-y]}.

したがって

Q=R2∫02π∫0h(θ)u dy dθ=R212μ(−dpdz)∫02π(R−ecos⁡θ)3dθ.Q=R_2\int_0^{2\pi}\int_0^{h(\theta)}u\,dy\,d\theta =\frac{R_2}{12\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right)\int_0^{2\pi}(R-e\cos\theta)^3d\theta.

∫02πcos⁡θ dθ=∫02πcos⁡3θ dθ=0\int_0^{2\pi}\cos\theta\,d\theta=\int_0^{2\pi}\cos^3\theta\,d\theta=0、∫02πcos⁡2θ dθ=π\int_0^{2\pi}\cos^2\theta\,d\theta=\pi より、

Q=πR2R36μ(−dpdz)[1+32(e/R)2],Q(e=R)Q(e=0)=52.Q=\frac{\pi R_2R^3}{6\mu}\left(-\frac{dp}{dz}\right)\left[1+\frac32(e/R)^2\right],\qquad \boxed{\frac{Q(e=R)}{Q(e=0)}=\frac52}.

Reference​