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東京工業大学 工学院 電気電子系 2017年8月実施 電気回路1

Author​

祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)

Description​

図 1.1~図 1.3 の回路について以下の問に答えよ。オペアンプの電圧利得は十分に高いこととする。さらに、オペアンプの入力インピーダンスは十分に高く、出力インピーダンスは十分に低いこととする。また、以下では電圧振幅のみを考える。vA,vB,vCv_A,v_B,v_C は電圧振幅、jj は虚数単位である。

  1. 図 1.1 の非反転増幅回路の電圧利得 G=vB/vAG=v_B/v_A を抵抗値 R1,R2R_1,R_2 を使って示せ。

  2. 図 1.2 のフィルタ回路について、以下の問に答えよ。ただし、抵抗値とキャパシタンスをそれぞれ R,CR,C とする。

    ① 伝達関数 H(ω)=vC/vBH(\omega)=v_C/v_B を計算し、以下の四角枠部(ア)と(イ)を埋めよ。ただし、角周波数を ω\omega とする。

    H(ω)=1ア+j(ωRC+イ).H(\omega)=\frac{1}{\boxed{\text{ア}}+j\left(\omega RC+\boxed{\text{イ}}\right)}.

    ② H(ω)H(\omega) の位相が 00 となる角周波数 ω0\omega_0 を求めよ。

    ③ ω=ω0\omega=\omega_0 のときの H(ω0)H(\omega_0) の利得 ∣H(ω0)∣|H(\omega_0)| を示せ。

  3. 図 1.3 の回路の X から Y への伝達関数を W(ω)W(\omega) とする。ω=ω0\omega=\omega_0 のときの W(ω0)W(\omega_0) を示せ。

  4. 図 1.3 の回路でオペアンプ入力端子 X とフィルタ出力端子 Y を接続したときに、発振するための R1,R2R_1,R_2 の条件を示せ。

図1.1 非反転増幅回路、図1.2 RCフィルタ、図1.3 両者の接続

図の出典:東京工業大学 電気電子系 2017年実施問題(原図)。

题目描述​

考虑原图 1.1~1.3 中的电路。运算放大器电压增益、输入阻抗足够大,输出阻抗足够小。以下只考虑电压振幅;vA,vB,vCv_A,v_B,v_C 表示电压振幅,jj 为虚数单位。

  1. 用 R1,R2R_1,R_2 表示图 1.1 同相放大电路的电压增益 G=vB/vAG=v_B/v_A。
  2. 对图 1.2 的滤波器,电阻、电容分别为 R,CR,C。 ① 求传递函数 H(ω)=vC/vBH(\omega)=v_C/v_B,填写 H(ω)=1/[ア+j(ωRC+イ)]H(\omega)=1/[\boxed{\text{ア}}+j(\omega RC+\boxed{\text{イ}})] 中的两处空白。 ② 求相位为零的角频率 ω0\omega_0。 ③ 求此时的增益 ∣H(ω0)∣|H(\omega_0)|。
  3. 图 1.3 从 X 到 Y 的传递函数为 W(ω)W(\omega),求 W(ω0)W(\omega_0)。
  4. 将图 1.3 的 X 与 Y 相连,求电路产生振荡所需的 R1,R2R_1,R_2 条件。

Kai​

(1)​

入力電流を無視すると、反転入力端子の電圧は抵抗分圧により R2vB/(R1+R2)R_2v_B/(R_1+R_2) である。仮想短絡からこれが vAv_A に等しいので、

G=1+R1R2.\boxed{G=1+\frac{R_1}{R_2}}.

(2)​

①

直列 RC 部分と並列 RC 部分のインピーダンスをそれぞれ Z1,Z2Z_1,Z_2 とすると、

Z1=R+1jωC,Z2=R1+jωRC.Z_1=R+\frac{1}{j\omega C},\qquad Z_2=\frac{R}{1+j\omega RC}.

分圧則より、

H(ω)=Z2Z1+Z2=13+j(ωRC−1ωRC).H(\omega)=\frac{Z_2}{Z_1+Z_2} =\frac{1}{3+j\left(\omega RC-\dfrac{1}{\omega RC}\right)}.

したがって、

ア=3,イ=−1ωRC.\boxed{\text{ア}=3,\qquad \text{イ}=-\frac{1}{\omega RC}}.

②​

分母の実部は正であるから、位相が 00 となる条件は ω0RC−1/(ω0RC)=0\omega_0RC-1/(\omega_0RC)=0。よって、

ω0=1RC.\boxed{\omega_0=\frac{1}{RC}}.

③​

∣H(ω0)∣=13.\boxed{|H(\omega_0)|=\frac13}.

(3)​

オペアンプの低い出力インピーダンスと高い入力インピーダンスにより、

W(ω0)=GH(ω0)=R1+R23R2.\boxed{W(\omega_0)=GH(\omega_0)=\frac{R_1+R_2}{3R_2}}.

(4)​

ω0\omega_0 では一巡位相が 00 となる。一巡利得が 11 以上となる条件は

R1+R23R2≥1⟺R1≥2R2.\frac{R_1+R_2}{3R_2}\ge1 \quad\Longleftrightarrow\quad \boxed{R_1\ge2R_2}.

厳密には、理想線形回路で一定振幅の正弦波振動を持続する境界は R1=2R2R_1=2R_2 であり、微小な雑音から振幅を成長させる起動条件は R1>2R2R_1>2R_2 である。