東京工業大学 工学院 電気電子系 2017年度(2016年8月実施)電磁気学2
Author
祭音Myyura (refined with GPT 6 Astra)
Description
図2.1に示す、無限に広い平面を表面とする透磁率 μ の磁性体と、その表面から距離 a 離れた真空中の無限長直線導線を考える。導線には直流電流 I が図の向きに流れている。導線の抵抗と径は無視し、真空の透磁率を μ0 とする。

図:東京工業大学 電気電子系 2016年実施問題、図2.1〜2.3(原図)。
- 真電荷や電流のない異種材料の界面で、磁界と磁束密度の境界条件を答えよ。
- 電磁気学の基本法則から、1) の二つの境界条件をそれぞれ導出せよ。
- 真空側の磁界は、全空間を真空とした場合の実電流 I と、界面に関して対称な影像電流 I′ の磁界の和に等しい。図2.2の界面上の点 P での成分 H1x,H1y を I,I′ で表せ。
- 磁性体側の磁界は、全空間を磁性体とした場合に実電流の位置に置いた影像電流 I′′ の磁界に等しい。図2.3の点 P での成分 H2x,H2y を I′′ で表せ。
- 境界条件を用いて I′,I′′ を I で表せ。
- 導線に働く単位長さ当たりの力を表せ。
题目描述
无限长直导线平行于磁性半空间的平面边界,位于真空中,与界面相距 a,电流 I 垂直纸面向内。磁性体和真空的磁导率分别为 μ,μ0,忽略导线半径和电阻。1)、2) 写出并推导无界面电流时的磁场边界条件;3) 用真空中的实电流及镜像电流 I′ 写出界面 P 点的 Hx,Hy;4) 用磁性体中的等效电流 I′′ 写出对应分量;5) 求两等效电流;6) 求导线单位长度所受的力。几何与方向见原图。
Kai
表面電流がないので磁界の接線成分は連続し、磁束密度の法線成分も連続する。
H1x=H2x,μ0H1y=μH2y.
界面をまたぐ薄い長方形にアンペールの法則を適用し、その高さを 0 に近づけると
∮H⋅dl=0⟹(H1x−H2x)Δl=0.
同様に薄い円柱に磁束保存則を適用すると
∮B⋅dS=0⟹(B1y−B2y)ΔS=0.
I′ の正方向を図の紙面奥向きとする。直線電流の磁界 H=I/(2πr) を分解して
H1x=2πrI′−Icosθ,H1y=−2πrI+I′sinθ.
同じ正方向を用いると
H2x=−2πrI′′cosθ,H2y=−2πrI′′sinθ.
境界条件は
I−I′=I′′,μ0(I+I′)=μI′′.
これを解いて
I′=μ+μ0μ−μ0I,I′′=μ+μ02μ0I.
実電流の位置で影像電流が作る磁束密度は Bx=μ0I′/(4πa)。実電流は −z 方向なので、単位長さ当たりの力は
f=−4πaμ0I2μ+μ0μ−μ0ey.
μ>μ0 なら磁性体に引き寄せられ、μ<μ0 なら反発し、μ=μ0 なら力は 0 である。