東京工業大学 物質理工学院 材料系 2025年度(2024年8月実施) 問題II-1(熱力学)
Author
祭音Myyura (Based on ソニア's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
オットーサイクルは、図に示す準静的な四つの過程からなる。作動物質は n mol の理想気体で、気体定数を R、定積・定圧モル熱容量を CV,CP、比熱比を γ=CP/CV とする。断熱過程では PVγ、TVγ−1 が一定である。
- 過程1:A (PA,VA,TA) から B (PB,VB,TB) への断熱圧縮。
- 過程2:B から C (PC,VB,TC) への定積加熱。
- 過程3:C から D (PD,VA,TD) への断熱膨張。
- 過程4:D から A への定積冷却。

(1) 過程1で気体が外部になす仕事 WAB を PA,PB,VA,VB,γ で表せ。
(2) 過程1の内部エネルギー変化 ΔUAB を TA,TB,CV,n で表せ。
(3) 過程2で吸収する熱 QBC を TB,TC,CV,n で表せ。
(4) サイクルの熱効率 η を TA,TB,TC,TD で表せ。
(5) η を VA,VB,γ で表せ。
(6) 気体を二原子分子とし、振動の寄与を無視する。VB/VA=1/10 のときの効率を求めよ。必要なら 102/3=4.64,102/5=2.51 を用いよ。
题目描述
理想气体经历准静态奥托循环:A→B绝热压缩,B→C定容加热,C→D绝热膨胀,D→A定容冷却;两种体积为 VA,VB。已知 PVγ 和 TVγ−1 在绝热过程中不变。依次求:(1) A→B中气体对外做功;(2) 该过程内能变化;(3) B→C吸热量;(4) 用四个温度表示循环效率;(5) 改用体积比和比热比表示;(6) 对忽略振动的双原子气体,计算压缩比 VA/VB=10 时的效率。
Kai
(1)
断熱過程では P=PAVAγV−γ,したがって
WAB=∫VAVBPdV=1−γPAVAγ(VB1−γ−VA1−γ)=γ−1PAVA−PBVB.
圧縮なので WAB<0 となる。
(2)
理想気体の内部エネルギーは温度だけに依存するので
ΔUAB=nCV(TB−TA).
断熱であるため、ΔUAB=−WAB>0 とも一致する。
(3)
定積では仕事が0なので
QBC=ΔUBC=nCV(TC−TB).
(4)
1周期の内部エネルギー変化は0。吸熱量は Qin=nCV(TC−TB)、放熱量の大きさは Qout=nCV(TD−TA) である。よって
η=1−TC−TBTD−TA.
(5)
二つの断熱過程より
TA=TB(VAVB)γ−1,TD=TC(VAVB)γ−1.
これらを (4) に代入して
η=1−(VAVB)γ−1.
(6)
並進3自由度、回転2自由度から CV=5R/2。CP=CV+R=7R/2 より γ=7/5 である。したがって
η=1−10−2/5≃1−2.511≃0.60.
Reference