東京工業大学 情報理工学院 数理・計算科学系 2017年8月実施 午前 問C
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 5.6 SOL)
Description
以下の図に示すような n×m の格子を考える.ただし n≥m≥1 とする.

ここで,点 (0,0) から点 (n,m) まで,条件 1 を満たすように隣接する点の間を移動する経路全体の集合を P(n,m) とする.
- 条件 1: 経路上の全ての点に関して,その右または上の隣接点へのみ移動可能.
有限集合 A に対して |A| は A の濃度 (要素数) を表すものとする.
(1) ∣P(n,m)∣ を求めよ.
P(n,m) に含まれる経路で,条件 2 を満たす経路全体の集合を B(n,m)⊆P(n,m) とする.
- 条件 2: ある a∈{1,...,m} に対して,経路上に点 (a,a) が存在する.すなわち,経路は上図に示した • 印の点を少なくとも 1 つ経由する.
集合 B(n,m) を B(0,1)(n,m)⊆B(n,m) と B(1,0)⊆B(n,m) に分割する.
- B(0,1)(n,m):B(n,m) に含まれる経路で,点 (0,1) を通る経路全体の集合.
- B(1,0)(n,m):B(n,m) に含まれる経路で,点 (1,0) を通る経路全体の集合.
(2) ∣B(0,1)(n,m)∣ を求めよ.
(3) ∣B(1,0)(n,m)∣ を求めよ.
(4) r(n,m)=∣P(n,m)∣∣G(n,m)∣ を求めよ.ただし G(n,m)=P(n,m)∖B(n,m).
また n=15,m=10 として r(15,10) を求めよ.
题目描述
考虑题面图示的 n×m 方格,其中 n≥m≥1。令 P(n,m) 为所有从 (0,0) 走到 (n,m) 且满足条件 1 的格路径集合。
- 条件 1: 在路径上的每一点,只能移动到其右侧或上侧的相邻点。
对有限集合 A,以 ∣A∣ 表示其元素个数。
- 求 ∣P(n,m)∣。
在 P(n,m) 中,令 B(n,m) 为满足条件 2 的路径集合。
- 条件 2: 存在某个 a∈{1,…,m},使路径经过点 (a,a);也就是说,路径至少经过题面图中一个以黑点标出的正对角点。
再把 B(n,m) 分为以下两个子集:
- B(0,1)(n,m):B(n,m) 中经过点 (0,1) 的全部路径;
- B(1,0)(n,m):B(n,m) 中经过点 (1,0) 的全部路径。
-
求 ∣B(0,1)(n,m)∣。
-
求 ∣B(1,0)(n,m)∣。
-
定义
G(n,m)=P(n,m)∖B(n,m),r(n,m)=∣P(n,m)∣∣G(n,m)∣.
求 r(n,m) 的表达式,并进一步计算 n=15,m=10 时的 r(15,10)。
Kai
(1)
右へ n 回、上へ m 回の移動の順序を選ぶので、
∣P(n,m)∣=(mn+m).
(2)
(0,1) では y−x=1、終点では y−x=m−n≤0 である。よって、最初に上へ進む経路は必ず正の対角点を通る。残りの移動の並べ方から、
∣B(0,1)(n,m)∣=(m−1n+m−1).
(3)
(1,0) を通る悪い経路を、原点から最初に到達する対角点まで y=x に関して反転する。これにより、(0,1) を通る経路との全単射を得る。したがって、
∣B(1,0)(n,m)∣=(m−1n+m−1).
(4)
(2)、(3) の集合は互いに素で B を分割するので、
r(n,m)=1−(mn+m)2(m−1n+m−1)=n+mn−m,r(15,10)=51.