法政大学 理工学研究科 システム理工学専攻 経営システム系 2024年8月実施 线性代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
行列 A を次で定める。
A=−704−321−1207
(1) A の固有値 λ1,λ2,λ3 を求めよ、但し λ1<λ2<λ3 とする。
(2) 固有値 λ1,λ2,λ3 に対する固有ベクトル v1,v2,v3 をそれぞれ一つ求めよ。
(3) 行列 A を対角化せよ。すなわち
A=PDP−1
となるように対角行列 D, 正則行列 P, 及び P の逆行列を求めよ。
(4) 数列 {an}n,{bn}n,{cn}n を初期値 a0=1,b0=−1,c0=0 として漸化式
⎩⎨⎧ai+1=−7ai−3bi−12cibi+1=2bici+1=4ai+bi+7ci
で定める。このとき一般項 an,bn,cn(n≥0) を求めよ。
题目描述
定义矩阵
A=−704−321−1207.
(1)求 A 的特征值 λ1,λ2,λ3,其中规定 λ1<λ2<λ3。
(2)对特征值 λ1,λ2,λ3,分别求一个对应的特征向量 v1,v2,v3。
(3)将矩阵 A 对角化。也就是说,求对角矩阵 D、可逆矩阵 P 及 P 的逆矩阵,使
A=PDP−1.
(4)数列 {an}n,{bn}n,{cn}n 的初值为
a0=1,b0=−1,c0=0,
并满足递推关系
⎩⎨⎧ai+1=−7ai−3bi−12ci,bi+1=2bi,ci+1=4ai+bi+7ci.
求 an,bn,cn (n≥0) 的通项公式。
Kai
解答
(1) A の固有値
固有値 λ は、特性方程式 det(A−λI)=0 の解である。ここで I は単位行列である。
A−λI=−7−λ04−32−λ1−1207−λ
行列式を計算する。第2行で展開するのが最も簡単である。
det(A−λI)=(2−λ)−7−λ4−127−λ=(2−λ)[(−7−λ)(7−λ)−(−12)(4)]=(2−λ)[−(49−λ2)+48]=(2−λ)[λ2−1]=(2−λ)(λ−1)(λ+1)
特性方程式は (2−λ)(λ−1)(λ+1)=0 であり、その解は λ=−1,1,2 である。
条件 λ1<λ2<λ3 に従い、固有値は次のようになる。
λ1=−1,λ2=1,λ3=2
(2) 固有ベクトル
各固有値に対して、方程式 (A−λI)v=0 を解くことで固有ベクトル v を求める。
i) λ1=−1 の場合:
(A−(−1)I)v1=−604−331−1208xyz=000
連立方程式は、
⎩⎨⎧−6x−3y−12z=03y=04x+y+8z=0
第2式より y=0 。これを他の式に代入すると、 −6x−12z=0⟹x+2z=0 と 4x+8z=0⟹x+2z=0 となり、同じ条件が得られる。 x=−2z である。 z=1 を選ぶと、 x=−2 となる。よって、固有ベクトルの一つは
v1=−201
ii) λ2=1 の場合:
(A−1I)v2=−804−311−1206xyz=000
第2式より y=0 。これを第3式に代入すると、 4x+6z=0⟹2x+3z=0 。 x=−23z である。 z=−2 を選ぶと、 x=3 となる。よって、固有ベクトルの一つは
v2=30−2
iii) λ3=2 の場合:
(A−2I)v3=−904−301−1205xyz=000
連立方程式は、
{−9x−3y−12z=0(÷−3)⟹3x+y+4z=04x+y+5z=0
第2式から第1式を引くと、 (4x−3x)+(y−y)+(5z−4z)=0⟹x+z=0⟹x=−z 。これを x+z=0 を 4x+y+5z=0 に代入すると、 4(−z)+y+5z=0⟹y+z=0⟹y=−z 。 z=1 を選ぶと、 x=−1,y=−1 となる。よって、固有ベクトルの一つは
v3=−1−11
(3) 行列の対角化
対角行列 D は固有値を対角成分に持つ行列であり、正則行列 P は対応する固有ベクトルを列ベクトルに持つ行列である。
D=λ1000λ2000λ3=−100010002
P=(v1v2v3)=−20130−2−1−11
次に、 P の逆行列 P−1 を求める。まず、 P の行列式を計算する。
det(P)=−(−1)−213−2=1⋅((−2)(−2)−3⋅1)=4−3=1
P−1=det(P)1adj(P) であるから、 P−1 は P の余因子行列の転置行列(随伴行列)に等しい。
P−1=adj(P)=C11C12C13C21C22C23C31C32C33=−2−10−1−1−1−3−20
(4) 一般項
与えられた漸化式は、ベクトル xi=aibici を用いて次のように書ける。
xi+1=Axi
この一般解は xn=Anx0 で与えられる。初期値は x0=1−10 である。
A=PDP−1 を用いると、 An=PDnP−1 となる。したがって、
xn=PDnP−1x0
まず、 P−1x0 を計算する。
P−1x0=−2−10−1−1−1−3−201−10=−2(1)−1(−1)−3(0)−1(1)−1(−1)−2(0)0(1)−1(−1)−0(0)=−101
次に、 Dn(P−1x0) を計算する。
Dn=(−1)n0001n0002n=(−1)n00010002n
Dn(P−1x0)=(−1)n00010002n−101=−(−1)n02n=(−1)n+102n
最後に、 xn=P(DnP−1x0) を計算する。
xn=anbncn=−20130−2−1−11(−1)n+102n=−2(−1)n+1−2n−2n(−1)n+1+2n
−2(−1)n+1=2(−1)(−1)n+1=2(−1)n+2=2(−1)n および (−1)n+1=−(−1)n を用いて整理すると、
anbncn=2(−1)n−2n−2n−(−1)n+2n
よって、一般項は以下の通り。
an=2(−1)n−2n
cn=2n−(−1)n