法政大学 理工学研究科 システム理工学専攻 経営システム系 2023年8月実施 线性代数
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
行列 A を次で定める。
A=211023−21010
(1) A の固有値 λ1,λ2,λ3 を求めよ、但し λ1<λ2<λ3 とする。
(2) 固有値 λ1,λ2,λ3 に対する固有ベクトル v1,v2,v3 をそれぞれ一つ求めよ。
(3) W を
W=⎩⎨⎧0yz∣y,z∈R⎭⎬⎫
で定義される部分ベクトル空間とする。 v∈W ならば Av∈W であることを示せ。
(4) a,b,c∈R として an,bn,cn を
Anabc=anbncn
により定める。
n→∞lim∣an∣<∞,n→∞limbn=−4
のとき limn→∞cn を求めよ。
题目描述
定义矩阵
A=211023−21010.
(1)求 A 的特征值 λ1,λ2,λ3,其中规定 λ1<λ2<λ3。
(2)对特征值 λ1,λ2,λ3,分别求一个对应的特征向量 v1,v2,v3。
(3)定义子向量空间
W=⎩⎨⎧0yzy,z∈R⎭⎬⎫.
证明:若 v∈W,则 Av∈W。
(4)给定 a,b,c∈R,通过
Anabc=anbncn
定义 an,bn,cn。若
n→∞lim∣an∣<∞,n→∞limbn=−4,
求 n→∞limcn。
Kai
(1) A の固有値を求めるために、特性方程式 det(A−λI)=0 を解く。
det(A−λI)=2−λ11023−λ−2101−λ=0
第1行で余因子展開を行うと、
(2−λ)23−λ−211−λ=0
(2−λ)((23−λ)(−λ)−(1)(−21))=0
(2−λ)(−23λ+λ2+21)=0
(2−λ)(λ2−23λ+21)=0
(2−λ)(λ−1)(λ−21)=0
よって、固有値は λ=2,1,21 である。
条件 λ1<λ2<λ3 より、
λ1=21,λ2=1,λ3=2
(2) 各固有値に対応する固有ベクトルを求める。
固有ベクトルを v=xyz として、方程式 (A−λI)v=0 を解く。
λ1=21 の場合:
(A−21I)v=231101−2101−21xyz=000
第1行より 23x=0⟹x=0 。
第2行に代入すると y+z=0⟹y=−z 。
したがって、固有ベクトルは k0−11 ( k=0 ) の形をしている。一つ選んで、 v1=0−11 とする。
λ2=1 の場合:
(A−I)v=111021−2101−1xyz=000
第1行より x=0 。
第2行に代入すると 21y+z=0⟹y=−2z 。
したがって、固有ベクトルは k0−21 ( k=0 ) の形をしている。一つ選んで、 v2=0−21 とする。
λ3=2 の場合:
(A−2I)v=0110−21−2101−2xyz=000
連立方程式は x−21y+z=0 と x−21y−2z=0 である。
両式の差をとると 3z=0⟹z=0 。
これを一方の式に代入すると x−21y=0⟹y=2x 。
したがって、固有ベクトルは k120 ( k=0 ) の形をしている。一つ選んで、 v3=120 とする。
(3) v∈W とする。このとき、 v は v=0yz ( y,z∈R ) と書ける。
Av を計算すると、
Av=211023−210100yz=2(0)+0(y)+0(z)1(0)+23(y)+1(z)1(0)−21(y)+0(z)=023y+z−21y
y′=23y+z , z′=−21y とおくと、 y,z∈R なので y′,z′∈R である。
したがって、 Av=0y′z′ となり、 Av の第1成分は0である。
よって、 Av∈W が示された。
(4) 初期ベクトル v0=abc を固有ベクトル v1,v2,v3 の線形結合で表す。
v0=c1v1+c2v2+c3v3
ここで c1,c2,c3 は定数である。
このとき、 anbncn=Anv0=An(c1v1+c2v2+c3v3) となる。
Avi=λivi より Anvi=λinvi なので、
anbncn=c1λ1nv1+c2λ2nv2+c3λ3nv3
固有値と固有ベクトルを代入すると、
anbncn=c1(21)n0−11+c2(1)n0−21+c3(2)n120
各成分を書き出すと、
an=c3(2)n
bn=−c1(21)n−2c2+2c3(2)n
cn=c1(21)n+c2
与えられた条件を使って c1,c2,c3 を決定する。
条件1: limn→∞∣an∣<∞
an=c3(2)n であり、 limn→∞(2)n=∞ なので、この極限が有限であるためには c3=0 でなければならない。
c3=0 を代入すると、
bn=−c1(21)n−2c2
cn=c1(21)n+c2
条件2: limn→∞bn=−4
n→∞ のとき、 (21)n→0 なので、
n→∞limbn=n→∞lim(−c1(21)n−2c2)=−2c2
よって、 −2c2=−4⟹c2=2 。
求めたいのは limn→∞cn である。
n→∞limcn=n→∞lim(c1(21)n+c2)=c1(0)+c2=c2
c2=2 なので、
n→∞limcn=2