法政大学 理工学研究科 システム理工学専攻 経営システム系 2023年8月実施 概率统计
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
確率変数X, Y, Zは
Y=αX+ϵ1,
Z=βX+γY+ϵ2
という構造を持つ。ただし、 E[U]=0,Var[U]=1,E[ϵi]=0,Var[ϵi]=1(i=1,2) で、これらは互いに独立である。 α,β,γ を既知として、以下の問いに答えよ。
(1) E[XY]=α が成り立つことを示せ。
(2) XとYの相関係数を α を用いて表せ。
(3) (2)で求めた相関係数の絶対値が 1/2 以上となる α の範囲を求めよ。
(4) α,β,γ を用いてYとZの共分散を示せ。
(5) XとYの相関係数の絶対値がちょうど 1/2 のときにYとZが正の相関を持つ場合、 β と γ の絶対値の大小関係を示せ。また、同様に負の相関を持つ場合についても結論を述べよ。
题目描述
随机变量 X,Y,Z 具有如下结构:
Y=αX+ϵ1,
Z=βX+γY+ϵ2.
其中
E[U]=0,Var(U)=1,E[ϵi]=0,Var(ϵi)=1(i=1,2),
且 U,ϵ1,ϵ2 相互独立。已知 α,β,γ,回答下列问题。
(1)证明 E[XY]=α。
(2)用 α 表示 X 与 Y 的相关系数。
(3)求使(2)所得相关系数的绝对值不小于 21 的 α 的范围。
(4)用 α,β,γ 表示 Y 与 Z 的协方差。
(5)当 X 与 Y 的相关系数绝对值恰为 21 时,讨论 Y 与 Z 正相关和负相关两种情形下,能否确定 ∣β∣ 与 ∣γ∣ 的大小关系。题设现有条件只能唯一确定相应协方差不等式,不能单独确定两者绝对值的大小;如需得到固定的大小关系,还必须补充 β,γ 的符号等条件。
Kai
(1) E[XY]=E[X(αX+ϵ1)]=E[αX2+Xϵ1]=αE[X2]+E[X]E[ϵ1]=αE[U2]+0=α(Var[U]+(E[U])2)=α(1+0)=α
(2) Corr(X,Y)=Var(X)Var(Y)Cov(X,Y)=Var(X)Var(Y)E[XY]−E[X]E[Y]=1(α2Var(X)+Var(ϵ1))α−0=α2+1α
(3) ∣Corr(X,Y)∣=∣α2+1α∣≥21
α2+1α2≥41
4α2≥α2+1
3α2≥1
α2≥31
∣α∣≥31
Therefore, α≤−31 or α≥31
(4) Z=(β+αγ)X+γϵ1+ϵ2 である。また、各変数の平均は0で、 X,ϵ1,ϵ2 は互いに独立なので、
Cov(Y,Z)=E[(αX+ϵ1){(β+αγ)X+γϵ1+ϵ2}]=α(β+αγ)E[X2]+γE[ϵ12]=αβ+γ(α2+1).
(5)
α2+1α=21⟺α=3s(s∈{1,−1}).
このとき、
Cov(Y,Z)=3sβ+34γ=3s3β+4γ.
Var(Y)>0 かつ Var(Z)>0 なので、 Y と Z が正の相関を持つための必要十分条件は
s3β+4γ>0
であり、負の相関を持つための必要十分条件は
s3β+4γ<0
である。
ただし、問題文の条件だけから ∣β∣ と ∣γ∣ の一意な大小関係は導けない。例えば α=1/3 のとき、正の相関について (β,γ)=(0,1) なら ∣β∣<∣γ∣ である一方、 (2,0) なら ∣β∣>∣γ∣ である。負の相関についても (0,−1) と (−2,0) がそれぞれ逆の大小関係を与える。したがって、絶対値の大小を特定するには β,γ の符号などの追加条件が必要である。