法政大学 理工学研究科 システム理工学専攻 経営システム系 2021年8月実施 微积分
Author
思齐塾, 祭音Myyura
Description
平面上の領域 D を
D={(x,y)∣y>2x,y>−2x}
とするとき、重積分
I=∬Dexp(x2−y2)dxdy
について考える。
(1) (k,y) に対して (x,y)=(ky,y) を対応させる変数変換 (k,y)↦(x,y) を考える。この変換における D の逆像はどのような図形かを図示せよ。
(2) 重積分 I を求めよ。
(3) E={(x,y)∣y2−x2<1} とするとき、二重積分
∬D∩Eexp(x2−y2)dxdy
を求めよ。
题目描述
定义平面区域
D={(x,y)∣y>2x, y>−2x},
并考虑重积分
I=∬Dexp(x2−y2)dxdy.
(1)考虑变量变换
(k,y)⟼(x,y)=(ky,y).
画出区域 D 在此变换下的原像。
(2)求重积分 I。
(3)令
E={(x,y)∣y2−x2<1},
求二重积分
∬D∩Eexp(x2−y2)dxdy.
Kai
(1) 変数変換 (k,y)↦(x,y)=(ky,y) における D の逆像を求める.
条件 y>2x, y>−2x に x=ky を代入すると
y>2ky,y>−2ky.
D では y>0 なので,両辺を y で割ると
1>2k,1>−2k
すなわち
−21<k<21,y>0.
よって, (k,y) -平面における逆像は
D′={(k,y)∣−21<k<21, y>0}
である( k 方向の区間 (−1/2,1/2) に対し,上へ無限に延びる帯状領域).
(2) 重積分 I を求める.
まず変数変換 (k,y)↦(x,y)=(ky,y) を用いると,
J1=∂(k,y)∂(x,y)=y0k1=y
より
dxdy=ydkdy(y>0).
したがって
I=∬Dex2−y2dxdy=∫0∞∫−1/21/2e(ky)2−y2ydkdy.
次に
u=y2−x2=y2−k2y2=y2(1−k2),v=k
とおく( (k,y) から (u,k) への変換).これより
y2=1−k2u,y=1−k2u>0.
このとき
∂(u,k)∂(k,y)=0∂y/∂u1∂y/∂k=−2y(1−k2)1,∂(u,k)∂(x,y)=∣J1∣⋅∂(u,k)∂(k,y)=y⋅2y(1−k2)1=2(1−k2)1.
また x2−y2=−(y2−x2)=−u である.
領域については,(1) より
−21<k<21, y>0 かつ y2>x2 から
0<u<∞,−21<k<21
となる.よって
I=∫−1/21/2∫0∞e−u2(1−k2)1dudk=(∫−1/21/22(1−k2)dk)(∫0∞e−udu)=artanh(21)=21log3.
したがって
I=21log3.
(3) E={(x,y)∣y2−x2<1} とするとき,
∬D∩Eexp(x2−y2)dxdy
を求めよ.
同じ変数変換を用いると,条件 y2−x2<1 は u<1 に対応するので,
D∩E⟷R′={(u,k)∣0<u<1, −21<k<21}.
従って
∬D∩Eex2−y2dxdy=∫−1/21/2∫01e−u2(1−k2)1dudk=(∫−1/21/22(1−k2)dk)(∫01e−udu)=21log3(1−e−1).
よって
∬D∩Eexp(x2−y2)dxdy=21log3(1−e−1).