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北海道大学 工学院 機械・宇宙航空工学系 2020年8月実施 材料力学 問1

Author​

祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)

Description​

図1のように,長さ LL,外径 d1d_1,内径 d2d_2 の断面が一様な円管の端面 A と B を剛体壁に固定した。次に,端面 A から ee の位置にある断面 C にねじりモーメント TT を円管の中心軸まわりに作用させ,さらに円管の温度を tt だけ上昇させた。ただし e<L/2e<L/2 であり,円管の縦弾性率を EE,横弾性率を GG,線膨張係数を α\alpha とし,円管の半径方向の熱ひずみの拘束の影響を無視する。また,部材の質量は考えなくてよい。以下の問いに答えなさい。

図1 両端を固定した円管

(1) この円管の断面二次極モーメントを求めなさい。

(2) 断面 C のねじれ角を求めなさい。

(3) 円管に生じる最大のせん断応力の大きさ,およびその方向が中心軸方向となす角度を求めなさい。

题目描述​

如图1,将长度为 LL、外径为 d1d_1、内径为 d2d_2、截面均匀的圆管两端面 A、B 固定在刚性墙上。然后在距 A 端面 ee 的截面 C 处绕圆管中心轴施加扭矩 TT,并使圆管温度升高 tt。已知 e<L/2e<L/2,圆管的杨氏模量为 EE,剪切模量为 GG,线膨胀系数为 α\alpha。忽略圆管径向热应变受约束的影响,且不计构件质量。回答下列问题。

(1) 求圆管截面的极惯性矩。

(2) 求截面 C 的扭转角。

(3) 求圆管中最大剪应力的大小,以及其方向与中心轴方向之间的夹角。

Kai​

(1)​

Ip=∫d2/2d1/2r2(2πr) dr=π32(d14−d24).\boxed{I_p=\int_{d_2/2}^{d_1/2}r^2(2\pi r)\,dr =\frac\pi{32}(d_1^4-d_2^4)}.

(2)​

両壁の反力トルクの大きさを TA,TBT_A,T_B とする。つり合いと回転変位の適合条件は

TA+TB=T,TAe=TB(L−e).T_A+T_B=T,\qquad T_Ae=T_B(L-e).

したがって TA=T(L−e)/L,TB=Te/LT_A=T(L-e)/L,T_B=Te/L であり、Cは TT の方向へ

ϕC=Te(L−e)GIpL=32Te(L−e)πGL(d14−d24)\boxed{\phi_C=\frac{Te(L-e)}{GI_pL} =\frac{32Te(L-e)}{\pi GL(d_1^4-d_2^4)}}

だけ回転する。

(3)​

e<L/2e<L/2 よりAC側の外表面でねじりせん断応力が最大となり、その大きさは

τ0=TA(d1/2)Ip=16T(L−e)d1πL(d14−d24).\tau_0=\frac{T_A(d_1/2)}{I_p} =\frac{16T(L-e)d_1}{\pi L(d_1^4-d_2^4)}.

軸方向ひずみが拘束されるので 0=σx/E+αt0=\sigma_x/E+\alpha t、すなわち σx=−Eαt\sigma_x=-E\alpha t。周方向の垂直応力はゼロである。q=Eαtq=E\alpha t と書くと、面内主応力は

σ1,2=−q2±q24+τ02.\sigma_{1,2}=-\frac q2\pm\sqrt{\frac{q^2}{4}+\tau_0^2}.

第三主応力0は両者の間にあるため、三次元の最大せん断応力も

τmax⁡=(Eαt2)2+[16T(L−e)d1πL(d14−d24)]2.\boxed{\tau_{\max}=\sqrt{\left(\frac{E\alpha t}{2}\right)^2+ \left[\frac{16T(L-e)d_1}{\pi L(d_1^4-d_2^4)}\right]^2}}.

局所的な周方向を τxθ=τ0>0\tau_{x\theta}=\tau_0>0 となるように取る。軸から角 ϕ\phi の法線をもつ面のせん断応力は τ(ϕ)=(q/2)sin⁡2ϕ+τ0cos⁡2ϕ\tau(\phi)=(q/2)\sin2\phi+\tau_0\cos2\phi。その極大条件から

ϕ=12tan⁡−1Eαt2τ0(0≤ϕ≤π/4).\boxed{\phi=\frac12\tan^{-1}\frac{E\alpha t}{2\tau_0}} \quad(0\le\phi\le\pi/4).

最大せん断応力の二つの直交する方向は、軸から ϕ\phi と ϕ+π/2\phi+\pi/2 の方向である。トルクの向きを逆転すれば傾く側も逆になる。

Reference​