総合研究大学院大学 複合科学研究科 統計科学専攻 2018年1月実施 数理 第2問
Author
祭音Myyura (Based on miyake's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
正方行列 A に対し、fA(x)=∣xE−A∣ を A の固有多項式という。fA(A)=0 となることを Hamilton-Cayley の定理という。f(A)=0 となるようなスカラーを係数とする多項式 f(x) のうち次数が最小かつ最高次の係数が 1 となるものを A の最小多項式という。
f(A)=0 となる多項式はすべて最小多項式で割り切れることを示し、最小多項式 φA(x) が一意に定まることを示せ。
正則行列 P について、φP−1AP(x)=φA(x) を示せ。
正方行列 A が、ある正則行列 P について
P−1AP=diag(α1,…,α1,α2,…,α2,…,αs,…,αs)
を満たすとき、A は対角化可能であるという。ただし、diag(…) は括弧の中を対角成分とする対角行列を表す。A が対角化可能であれば、φA(x) は重根をもたないことを示せ。
行列
00111−1012
が対角化可能か否かを判定せよ。
题目描述
对于方阵 A,称 fA(x)=∣xE−A∣ 为 A 的特征多项式。fA(A)=0 这一结论称为 Hamilton-Cayley 定理。在使 f(A)=0 的标量系数多项式 f(x) 中,次数最低且最高次项系数为 1 的多项式称为 A 的最小多项式。
问1 证明所有满足 f(A)=0 的多项式都能被最小多项式整除,并证明最小多项式 φA(x) 唯一确定。
问2 对于可逆矩阵 P,证明 φP−1AP(x)=φA(x)。
问3 若存在可逆矩阵 P,使方阵 A 满足
P−1AP=diag(α1,…,α1,α2,…,α2,…,αs,…,αs),
则称 A 可对角化。其中,diag(…) 表示以括号内元素为对角元的对角矩阵。证明:若 A 可对角化,则 φA(x) 没有重根。
问4 判断矩阵
00111−1012
是否可对角化。
Kai
多項式の除法によって
f(x)=q(x)φA(x)+r(x),degr<degφA
と書く。A を代入すると r(A)=0 となる。r が零多項式でなければ、その最高次係数で割ることで、φA より低次数の首一消去多項式が得られ、最小性に反する。したがって r=0 であり、φA∣f が成り立つ。
別の最小多項式 ψ があれば φA∣ψ である。両者の次数は等しく、最高次係数も 1 なので ψ=φA となり、一意性が従う。
任意の多項式 f に対して
f(P−1AP)=P−1f(A)P
である。したがって、f(P−1AP)=0 と f(A)=0 は同値であり、両行列の消去多項式の集合が一致する。問1の一意性から
φP−1AP(x)=φA(x).
対角行列 D=P−1AP の相異なる対角成分を α1,…,αs とする。
g(x)=j=1∏s(x−αj)
とおけば g(D)=0 である。問1より φD∣g、問2より φA=φD となる。g は重根をもたないので、その因子 φA も重根をもたない。
固有多項式は
fA(x)=x0−1−1x−110−1x−2=x(x−1)(x−2)+x−1=(x−1)3.
また、
(A−E)2=110−1−10110=0,(A−E)3=0.
したがって φA(x)=(x−1)3 であり、重根をもつ。問3の対偶から、A は対角化不可能 である。
Reference