愛媛大学 理工学研究科 地球進化学コース 2023年度 5
Author
祭音Myyura (Based on Miyake's answer refined with GPT 6 Astra)
Description
図1のように格子面間隔 d の単結晶に波長 λ の単色 X 線が格子面と角度 θ をなして入射する。反射線と格子面の角度も θ とする。n は自然数である。文章中の (ア)~(エ) に適切な数式または語句を入れよ。
1番目と2番目の格子面で反射する X 線の経路差 l1+l2 は (ア) である。(ア) が λ の整数倍なら、反射 X 線の合成波の振幅は最も (イ) くなる。1番目と n 番目の格子面で反射する場合、経路差は (ア) の (ウ) 倍になる。この値が波長の整数倍でも合成波の振幅は最も (イ) くなる。これを一般化した式 (ア) = (エ) は Bragg の式と呼ばれる。

常温常圧下で、ガラス製キャピラリーに封入した粉末セリア CeO2 に単色 X 線を照射し、図2の二次元回折パターンを得る。試料と検出器が十分離れている場合、図2左の幾何学関係が成り立つものとする。
① カメラ長 L=620mm、波長 λ=0.02nm のとき、(111) 面の回折円半径が R111=40mm であった。格子面間隔 d を A˚ 単位で小数第1位まで求め、計算過程を示せ。
② セリアは立方晶系であり、格子定数 a と面間隔 dhkl の関係は
dhkl21=a2h2+k2+l2
である。①の条件から a を A˚ 単位で小数第2位まで求め、小数第3位を四捨五入せよ。計算過程を示せ。
③ 斜方晶系フォルステライト Mg2SiO4 は三つの格子定数 a,b,c を持つ。室温・未知の高圧下で、①と同じ波長・検出器を用いたが、カメラ長を 620mm よりかなり長くしたため (021)、(101) の二つの回折パターンしか得られなかった。これでは a,b,c をすべて決定できない理由を具体的に答えよ。
④ ③の測定条件をどのように改良すれば a,b,c をすべて決定できるか、一案を述べよ。

题目描述
第1问:晶面间距为 d,X 射线波长为 λ,入射和反射方向与晶面的夹角均为 θ。依图1补全:相邻晶面反射波的光程差 (ア)、满足整倍波长条件时振幅最 (イ)、第1和第 n 层晶面的光程差倍数 (ウ),以及 Bragg 方程右侧的 (エ)。
第2问:常温常压下以单色 X 射线照射毛细管中的粉末氧化铈,按图2给定的远距离几何关系处理。
- 相机长度 L=620mm,波长 0.02nm,(111) 衍射环半径 40mm。求晶面间距,单位为 Å、保留一位小数,并写出过程。
- 氧化铈为立方晶系,满足 dhkl−2=(h2+k2+l2)/a2。求晶格常数 a,单位为 Å、保留两位小数,并写出过程。
- 对室温、未知高压下的斜方晶系镁橄榄石 Mg2SiO4,使用相同波长和探测器,但显著加长相机长度,仅测得 (021) 与 (101) 衍射环。具体解释为何不能求出全部三个晶格常数 a,b,c。
- 提出一种能确定全部三个晶格常数的测量改进方案。
Kai
l1=l2=dsinθ である。位相差が 2π の整数倍なら強め合うので、
(ア)=2dsinθ,(イ)=大き,(ウ)=n−1.
Bragg の条件は
2dsinθ=mλ(m=1,2,…)
である。よって (エ)=mλ。ここで回折次数を表す m は、格子面番号の n と区別して用いた。
①
図2の遠距離近似の三角形から、
LR=1/λ1/d=dλ.
λ=0.02nm=0.2A˚ なので、
d=RλL=400.2×620=3.1A˚.
(h,k,l)=(1,1,1) より、
a=3d=3×3.1≃5.37A˚.
斜方晶系では
dhkl21=a2h2+b2k2+c2l2.
したがって二つの反射から得るのは
d02121=b24+c21,d10121=a21+c21
だけである。未知数 a−2,b−2,c−2 が三つなのに独立な式は二つしかなく、一意に決まらない。圧力も未知なので、その圧力における格子定数を外部の値で固定することもできない。
カメラ長を短くして検出可能な散乱角範囲を広げ、既存の二反射と独立な指数を持つ第三の反射を測定する。例えば (002) が得られれば、
d00221=c24
から c が決まり、上の二式から a,b も決まる。
Reference