千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2024年8月実施 専門 B4
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
頂点集合を K={v1,v2,v3,v4} とする。全頂点を含む単体複体 Σi を、次の辺と三角形で定める。ij は {vi,vj}、ijk は {vi,vj,vk} を表す。
| 複体 | 辺 | 三角形 |
|---|
| Σ1 | 12,13,23,24 | なし |
| Σ2 | 12,13,23,24,34 | 123 |
| Σ3 | 12,13,23,24,34 | 123,234 |
(1) Σ1,Σ3 の整係数ホモロジー群を計算せよ。
(2) 包含 f:Σ1→Σ2,g:Σ2→Σ3 が誘導する準同型に対し、kerg∗/imf∗ を求めよ。
题目描述
三个单纯复形有相同的四个顶点,边与填充的三角面如表。(1) 求第一与第三个复形的整数同调。(2) 对两个包含映射诱导的同调同态,求 kerg∗/imf∗。
Kai
(1)
Σ1 は三角形の周に一本の枝を付けたもので、S1 に変形収縮する。Σ3 は辺 23 を共有する二つの閉三角形であり、可縮である。したがって
Hj(Σ1;Z)={Z,0,j=0,1,j≥2,Hj(Σ3;Z)={Z,0,j=0,j≥1.
(2)
次数 1 では、H1(Σ2;Z)≅Z は閉路 234 で生成される。Σ1 の閉路 123 は Σ2 で三角形の境界となるから f∗=0。Σ3 では閉路 234 も境界となるので g∗=0。従って
kerg∗/imf∗≅Z(j=1).
次数 j≥2 ではすべて 0 なので商も 0。
通常の次数 0 ではこの商は定義されない。 三空間は連結で、f∗,g∗:Z→Z はともに恒等写像であるため、imf∗=Z⊂kerg∗=0 となる。被約ホモロジーを用いるなら次数 0 の商は 0 である。