千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2021年8月実施 専門 B7
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
ℓ1(N)={f:N→C:∑n≥1∣f(n)∣<∞}、∥f∥=∑∣f(n)∣ とする。
- ∥⋅∥ がノルムであることを示せ。
- ℓ1 は Banach 空間であることを示せ。
- 有限台の列の部分空間を Y とする。線形写像 Φ:Y→C が ∣Φ(f)∣≤supn∣f(n)∣ を満たすとき、g∈ℓ1 が存在して Φ(f)=∑f(n)g(n) がすべての f∈Y で成り立つことを示せ。
题目描述
对绝对可和复数列空间 ℓ1 及范数 ∥f∥=∑∣f(n)∣:(1) 验证范数公理;(2) 证明完备性;(3) 若有限支撑列上的线性泛函满足 ∣Φ(f)∣≤sup∣f(n)∣,证明其可写为 ∑f(n)g(n),其中 g∈ℓ1。
Kai
(1) 各項が非負なので ∥f∥≥0、等号は f=0 のときに限る。また ∥cf∥=∣c∣∥f∥、∣f(n)+h(n)∣≤∣f(n)∣+∣h(n)∣ を足し合わせれば三角不等式を得る。
(2) Cauchy 列 fm をとる。∣fm(n)−fk(n)∣≤∥fm−fk∥ より各座標は収束し、極限を f(n) とする。m,k≥M で ∥fm−fk∥≤ϵ なら、任意の L について k→∞ として
n=1∑L∣fm(n)−f(n)∣≤ϵ.
L→∞ として ∥fm−f∥≤ϵ。特に ∥f∥≤∥fM∥+ϵ<∞ であり、fm→f はノルム収束する。
(3) 標準基底 en に対し g(n)=Φ(en) とおく。f∈Y は有限和 f=∑f(n)en なので表示式は線形性から従う。N を固定し、g(n)=0 のとき cn=g(n)/∣g(n)∣、それ以外は cn=0 とする。fN=∑n=1Ncnen に仮定を用いると
n=1∑N∣g(n)∣=∣Φ(fN)∣≤1.
従って ∑n≥1∣g(n)∣≤1、すなわち g∈ℓ1 である。