千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2018年8月実施 専門 B8
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
実確率変数 X に対し、P(X>M)≤1/2 かつ P(X<M)≤1/2 を満たす実数 M=M(X) を考える。
(1) そのような M が存在することを示せ。(2) E[X],E[X2] が有限ならば M(X)≤E[X]+2Var(X) を示せ。(3) 0≤λ≤1 とし、X1 の密度を
p(x)=⎩⎨⎧Ce−λxCe(1−λ)(x−1)00<x<1/3,2/3<x<1,その他
とする。C を求め、中位数全体が一点でない場合の λ と、その中位数の集合を求めよ。
题目描述
中位数定义为两侧严格尾概率都不超过 1/2 的实数。(1) 证明存在性。(2) 有限二阶矩时证明给定中位数上界。(3) 对在两个区间上具有上述指数型密度的变量求归一化常数,并求中位数不唯一的参数及全部中位数。
Kai
(1) 分布関数を F とし m=inf{t:F(t)≥1/2} とおく。F(−∞)=0,F(+∞)=1 より m は有限である。右連続性から F(m)≥1/2、また F(m−)≤1/2。従って P(X>m)=1−F(m)≤1/2, P(X<m)=F(m−)≤1/2。
(2) μ=E[X] とする。M≤μ なら明らか。M>μ なら P(X≥M)≥1/2 なので
Var(X)=E[(X−μ)2]≥E[(X−μ)21{X≥M}]≥21(M−μ)2.
従って求める不等式が成り立つ。
(3) A(t)=∫01/3e−tudu とおくと
A(t)={(1−e−t/3)/t1/3t>0,t=0,C=A(λ)+A(1−λ)1.
分布関数は二つの支持区間上で狭義増加し、その間だけ一定である。従って中位数が複数になるのは、この一定値が 1/2、すなわち A(λ)=A(1−λ) のときに限る。
A′(t)=−∫01/3ue−tudu<0 より A は狭義減少である。従って
λ=21,{M(X1)}=[31,32].
このとき C=1/[4(1−e−1/6)]。