千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2018年8月実施 専門 B11
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
命題変数と ⊥,→ からなる論理式を考える。付値は ν(⊥)=0, ν(A→B)=max{1−ν(A),ν(B)} を満たし、¬A は A→⊥ の略記とする。論理式集合のすべての有限部分集合が充足可能なとき、その集合を有限充足可能と呼ぶ。有限充足可能な集合全体を包含関係で順序付ける。
(1) その極大元 Γ は、任意の A について A,¬A の一方だけを含むことを示せ。(2) ⊥∈/Γ でこの一方だけを含む性質を満たすが、有限充足可能でない集合を構成せよ。
题目描述
考虑只含蕴涵与假常量的命题逻辑,有限可满足指每个有限子集均可满足。(1) 证明按包含关系极大的有限可满足集合,对每个公式恰包含它或其否定之一。(2) 构造不含假常量且具有该二择一性质、但并非有限可满足的公式集合。
Kai
(1) A,¬A の両方が属すると、その二元集合が充足不能になるので不可能である。
どちらも属さないと仮定する。極大性より Γ∪{A} と Γ∪{¬A} はいずれも有限充足可能ではない。従ってある有限集合 Δ1,Δ2⊂Γ について、Δ1∪{A} と Δ2∪{¬A} は充足不能である。
しかし Δ1∪Δ2 は有限充足可能性によりある付値で充足される。その付値では A の値は 0 または 1 なので、上記のいずれかの充足不能性に矛盾する。
(2) 付値であることを要求しない補助写像 v を、式の構成に従って次のように定める。
v(⊥)=0,v(p)=1 (すべての命題変数),v(A→B)={1−v(A)0B が式 ⊥,それ以外.
Γ={A:v(A)=1} とすれば ⊥∈/Γ、かつ v(¬A)=1−v(A) より各 A,¬A の一方のみを含む。しかし相異なる変数 p,q に対して
p,q,¬(p→q)∈Γ
であり、この有限部分集合は充足不能である。