千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2017年8月実施 専門 B5
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
Dr={z∈C:∣z∣<r} とし、D1 上で
f(z)=21log1−z1+z,f(0)=0
となる分枝をとる。(1) 原点での冪級数と収束半径を求めよ。(2) 単射性を示し、Ω=f(D1) を求めよ。(3) 0<r<1 に対し supz∈Dr∣Imf(z)∣ を求めよ。(4) g が D1 上正則、g(0)=0,g(D1)⊂Ω を満たすとき ∣g′(0)∣≤1 を示せ。
题目描述
在单位圆盘上选取 f(0)=0 的对数分支,按上式定义 f。(1) 求原点幂级数和收敛半径。(2) 证明单射并求像域。(3) 求半径 r<1 的圆盘上虚部绝对值的上确界。(4) 对取值于像域且过原点的正则函数 g,证明 ∣g′(0)∣≤1。
Kai
(1) f′(z)=(1−z2)−1 を項別積分して
f(z)=n=0∑∞2n+1z2n+1,R=1.
(2) z↦(1+z)/(1−z) は単位円板から右半平面への全単射である。その偏角は (−π/2,π/2) に属し、対数はそこから水平帯への全単射なので、f は単射で
Ω={w:∣Imw∣<π/4}.
(3) z=x+iy に対し
tan(2Imf(z))=1−∣z∣22y.
∣z∣≤r では右辺の絶対値は 2r/(1−r2) 以下であり、z=±ir で等号をとる。開円板では境界へ近づけることで
Drsup∣Imf∣=21arctan1−r22r=arctanr.
(4) F=f−1∘g=tanhg は D1 から自身への正則写像で F(0)=0。Schwarz の補題より ∣F′(0)∣≤1。f′(0)=1 だから F′(0)=g′(0) であり、結論を得る。