千葉大学 融合理工学府 数学情報科学専攻 数学・情報数理学コース 2017年8月実施 専門 B2
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
単位元をもつ可換環 R のイデアル I,J に対して M=(R/I)⊕(R/J) とおく。R 加群準同型を
f(a+I)=(a+I,J),g(b+J)=(I,b+J),φ(a)=(a+I,a+J),
σ(a+I)=a+(I+J),τ(b+J)=−b+(I+J)
で定める。(1) ψ∘f=σ,ψ∘g=τ を満たす ψ:M→R/(I+J) の値を求めよ。(2) Imφ=kerψ を示せ。(3) a+(I∩J) と a+(I+J) が各商環で非零因子ならば、a+I,a+J も各商環で非零因子であることを示せ。ここで非零因子とは xy=0⇒y=0 を満たす元である。
题目描述
对含幺交换环 R 的理想 I,J,按上式定义模 M 和同态。(1) 求满足指定条件的 ψ。(2) 证明 Imφ=kerψ。(3) 若 a 在模掉 I∩J 和 I+J 的商环中都不是零因子,证明其在模掉 I 和 J 的商环中也不是零因子。
Kai
(1) 直和分解と線形性より
ψ(a+I,b+J)=a−b+(I+J).
(2) ψφ=0 より一方の包含は明らか。逆に a−b=i+j(i∈I,j∈J)ならば r=a−i=b+j とおくことで
(a+I,b+J)=(r+I,r+J)=φ(r).
(3) amˉ=0 となる mˉ∈M をとる。aψ(mˉ)=0 であり、a+(I+J) は非零因子だから ψ(mˉ)=0。したがって (2) より mˉ=φ(r) と書ける。0=aφ(r)=φ(ar) は ar∈I∩J を意味する。a+(I∩J) が非零因子なので r∈I∩J、ゆえに mˉ=0。これを mˉ=(b+I,J) および (I,b+J) に適用すれば結論を得る。