千葉大学 理学研究科 基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 2016年8月実施 専門 B7
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
区間 I 上連続な実数値関数 p,q に対して
y′′+p(x)y′+q(x)y=0(E)
を考える。実数値解 y1,y2 の Wronskian を W=y1y2′−y1′y2 とする。
(1) y1,y2 が線形従属なら W≡0 を示せ。
(2) 線形独立なら W は I 上常に正か常に負であることを示せ。
(3) 非自明解 y の隣り合う零点 a<b に対し y′(a)y′(b)<0 を示せ。
(4) 線形独立な解 y1,y2 について、y1 の隣り合う零点の間には必ず y2 の零点があることを示せ。
题目描述
考虑实系数二阶方程 y′′+p(x)y′+q(x)y=0,其中 p,q 在区间 I 连续,解取实值。令 W=y1y2′−y1′y2。
(1) 证明线性相关解的 Wronskian 恒零。
(2) 证明线性无关时 Wronskian 恒正或恒负。
(3) 对非平凡解相邻的零点 a<b,证明 y′(a)y′(b)<0。
(4) 证明两个线性无关解的零点交错:y1 的相邻零点之间存在 y2 的零点。
Kai
(1)
線形従属なら、どちらかが零解であるか、一方が他方の定数倍である。いずれの場合も行列式の二列が従属するので W≡0。
(2)
方程式を用いて
W′=y1y2′′−y1′′y2=−pW,qquadW(x)=W(x0)exp(−∫x0xp(t)dt).
もし W(x0)=0 なら、ある (c1,c2)=(0,0) に対して u=c1y1+c2y2 が u(x0)=u′(x0)=0 を満たす。初期値問題の一意性から u≡0 となり、線形独立性に反する。従って W(x0)=0 であり、指数因子は正なので W の符号は一定である。
(3)
必要なら y を −y に替え、y>0 on (a,b) とする。右・左からの差商により y′(a)≥0,y′(b)≤0。どちらかが零なら、その点で y=y′=0 となり、一意性から零解になってしまう。従って y′(a)>0,y′(b)<0 であり、積は負である。
(4)
y1(a)=y1(b)=0 なら
W(a)=−y1′(a)y2(a),W(b)=−y1′(b)y2(b).
(2) より左辺は同符号かつ零でない。(3) より y1′(a),y1′(b) は異符号なので、y2(a),y2(b) は異符号である。中間値の定理から (a,b) 内に y2 の零点が存在する。