千葉大学 理学研究科 基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 2016年8月実施 専門 B1
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
G=A7、σ=(1 2 3 4 5 6 7)、S=⟨σ⟩ とする。部分群 X に対し
NG(X)={g:gX=Xg},CG(X)={g:gx=xg (∀x∈X)}
と定める。
(1) CG(S)◃NG(S) を示せ。
(2) ∣NG(S)∣ を求めよ。
(3) ρσρ−1=σ2 を満たす ρ∈G を一つ求め、そのような元の個数が ∣CG(S)∣ に等しいことを示せ。
(4) ρσρ−1=σm を満たす ρ∈G が存在する 1≤m≤7 を全て求めよ。
(5) NG(NG(S))=NG(S) を示せ。
题目描述
设 G=A7,S 为 7 循环 σ=(1 2 3 4 5 6 7) 生成的子群,NG,CG 分别表示正规化子和中心化子。
(1) 证明 CG(S) 正规于 NG(S)。
(2) 求正规化子的阶。
(3) 给出将 σ 共轭为 σ2 的偶置换,并证明这类置换有 ∣CG(S)∣ 个。
(4) 找出所有可能的指数 1≤m≤7。
(5) 证明正规化子的正规化子仍是它本身。
Kai
(1)
共役作用による準同型 NG(S)→Aut(S) の核が CG(S) なので正規部分群である。
(2)
点 j を j−1∈F7 と同一視すると、σ は平行移動 x↦x+1。S7 における正規化群は
x⟼ax+b(a∈F7×,b∈F7)
の全体である。実際、ρσρ−1=σa は ρ(x+1)=ρ(x)+a と同値である。
従って S7 内での位数は 42。x↦3x は 0 を固定して非零元を一つの 6 サイクルとして巡回させる奇置換なので、偶置換はちょうど半数。よって ∣NG(S)∣=21。
(3)
x↦2x に対応する
ρ=(2 3 5)(4 7 6)
が条件を満たす。二つの元 ρ,ρ0 が同じ共役像を与える必要十分条件は ρ0−1ρ∈CG(S) なので、解集合は ρ0CG(S)。
7 サイクルと可換な置換はその冪のみであり、それらは全て偶置換だから CG(S)=S。従って解は 7 個である。
(4)
平行移動は全て偶置換。乗法 x↦2x は偶置換であり、乗法 3 は奇置換で F7× の生成元である。従って偶置換となる乗数は
{1,32,34}={1,2,4}(mod7).
よって m=1,2,4。m=7 は像が単位元となるので不可能。
(5)
N=NG(S) の位数は 21。その Sylow 7 部分群の個数は 3 の約数で、法 7 で 1 に合同なので 1。従って S は N の唯一の Sylow 7 部分群である。
g∈NG(N) なら gSg−1 も N の Sylow 7 部分群なので gSg−1=S。従って g∈N。逆の包含は明らかで、NG(N)=N。