千葉大学 理学研究科 基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 2015年8月実施 専門 B4
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
単体複体
KL={A,B,C,D,E,∣AB∣,∣AC∣,∣BC∣,∣AD∣,∣AE∣,∣ED∣},={P,Q,R,S,∣PQ∣,∣PR∣,∣QR∣,∣QS∣,∣RS∣}
を考える。面は含まれない。
(1) ∣K∣,∣L∣ を図示せよ。
(2) H1(K),H1(L) を求めよ(整数係数)。
(3) ∣K∣ と ∣L∣ が同相でないことを示せ。
(4) H1 上で同型を誘導する単体写像 φ:K→L を一つ与えよ。
题目描述
考虑上式给出的两个一维单纯复形 K,L,其中没有填充的二维面。
(1) 画出几何实现。
(2) 求整数系数第一同调群。
(3) 证明两者不同胚。
(4) 给出一个单纯映射 φ:K→L,使其诱导的第一同调群映射为同构。
Kai
(1)
K は頂点 A を共有する二つの三角形の周、L は辺 QR を共有する二つの三角形の周である。

(2)
連結なグラフの第一 Betti 数は「辺数 − 頂点数 +1」なので
H1(K)≅Z6−5+1=Z2,H1(L)≅Z5−4+1=Z2.
(3)
K の頂点 A の十分小さい近傍は、A を除くと四つの連結成分に分かれる。一方、L では Q,R の局所的な枝数が 3、その他の点では 2 であり、枝数 4 の点はない。局所的な枝数は同相写像で保たれるので、両空間は同相でない。
(4)
頂点写像を
φ(A)=Q,φ(B)=P,φ(C)=R,φ(D)=R,φ(E)=S
と定める。K の各辺は L の辺へ写るので単体写像である。
H1(K) の基底を巡回路 A→B→C→A と A→D→E→A に取ると、その像は Q→P→R→Q と Q→R→S→Q。これらは H1(L) の基底をなすので、φ∗ は同型である。