千葉大学 理学研究科 基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 2014年8月実施 専門 B7
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
c は実数とする。
(1) y′′−cy=0 を解け。
(2) y′′−cy=ecx を解け。
(3) y(3)+(1+x)y′′+xy′+y=0 の解全体が複素ベクトル空間となることを示し、その次元を求めよ。
题目描述
设 c∈R。
(1) 解 y′′−cy=0。
(2) 解 y′′−cy=ecx。
(3) 证明 y(3)+(1+x)y′′+xy′+y=0 的解空间为复向量空间,并求其维数。
Kai
(1)
特性方程式は r2−c=0。従って一般解は
y(x)=⎩⎨⎧C1ecx+C2e−cxC1+C2xC1cos(−cx)+C2sin(−cx)c>0,c=0,c<0.
(2)
c=0 では a=c とおく(c<0 では a=i−c として複素数値解を考える)。
(dx2d2−c)(xeax)=2aeax
より、一般解は
y(x)=C1eax+C2e−ax+2axeax(c=0).
c=0 では y′′=1 なので
y(x)=2x2+C1x+C2.
(3)
微分作用素 L=D3+(1+x)D2+xD+1 は複素線形であり、解全体は kerL なので複素ベクトル空間である。
任意の実数 x0 に対して
y⟼(y(x0),y′(x0),y′′(x0))∈C3
は線形写像。係数は全実軸上連続なので、線形常微分方程式の初期値問題の存在・一意性によりこれは全単射である。従って次元は 3。