千葉大学 理学研究科 基盤理学専攻 数学・情報数理学コース 2014年8月実施 専門 A0
Author
祭音Myyura (co-authored with GPT 6 Astra)
Description
集合 X,Y、写像 f:X→Y、部分集合 A⊂X,B⊂Y を考える。f−1 は逆像、補集合はそれぞれ X,Y において取る。
(1) 次の各命題について、正しければ証明し、誤りなら反例を与えよ。
(a) f(f−1(B))=B,(c) f−1(Bc)=(f−1(B))c,(b) f−1(f(A))=A,(d) f(Ac)=(f(A))c.
(2) (i) f が単射、(ii) f が全射、という各仮定の下で各命題を再検討し、成立するものは証明し、不成立のものは仮定を満たす反例を与えよ。
题目描述
设 f:X→Y,A⊂X,B⊂Y,补集分别相对于 X,Y。
(1) 判断下列命题,对正确者证明,对错误者举反例:
(a) f(f−1(B))=B,(b) f−1(f(A))=A,(c) f−1(Bc)=(f−1(B))c,(d) f(Ac)=(f(A))c.
(2) 分别额外假设 f 为单射、满射,重新判断,并给出证明或满足相应假设的反例。
Kai
(1)
(a), (b), (d) は一般には誤りで、(c) は常に正しい。
- (a):X={0},Y={0,1},f(0)=0,B=Y とすると、左辺は {0}。
- (b):X={0,1},Y={0},f(0)=f(1)=0,A={0} とすると、左辺は X。
- (d):上の (b) の例では、f(Ac)={0}、(f(A))c=∅。
(c) は各 x∈X について
x∈f−1(Bc)⟺f(x)∈/B⟺x∈/f−1(B)
より従う。
(2)
(i) 単射の場合、(b) が成立する。実際、x∈f−1(f(A)) なら、ある a∈A について f(x)=f(a) であり、単射性から x=a∈A。逆の包含は常に成り立つ。(c) も引き続き成立する。
(a) には (1)(a) の単射が反例となる。(d) には同じ単射で A=X とすれば、左辺は空集合、右辺は {1} となる。
(ii) 全射の場合、
f(f−1(B))=B∩f(X)=B
なので (a) が成立する。(c) も成立する。(b), (d) には (1)(b) の全射がそのまま反例となる。